今回は、PCの基本操作もわからなかったところから、今では複数の案件をこなしながらフリーランスを目指している「凛紗」さんにインタビュー。
完全未経験からスタートした学習で苦労したポイントや、案件の獲得を通じて見えてきた今後の目標などを伺ってみました!
「パソコンが苦手で自信がない」「でも在宅で働けるようになりたい」といった方に読んでいただきたい内容となっています。
※結果を保証するものではございません
「凛紗」さんプロフィール
ライフステージの変化に合わせて20年続けてきた働き方を見直し、在宅ワークのあり方を探し始めた凛紗さん。
その一方で、PCワークに対する苦手意識や、新しいスキルを習得していくことに対する自信のなさから、なかなか踏み出せずにいたそうです。
時を経て今では「お客さんに褒められるのが嬉しい」と、初めてのことにも積極的にチャレンジするようになった凛紗さんが、動画編集を通じて気がついた不安との向き合い方とは?
ここから「凛紗」さんのインタビュー本編になりますので、働き方を変えるために新しいことに挑戦してみたい方は是非参考になさってください!
子供ができてから変わった『仕事』で大切にしたいこと
凛紗さんはデジハクに入会するまで、どういったキャリアをご経験されてきたんですか?
短大を卒業してから20年間、動物病院の看護師として勤めていました。
昔から動物が大好きだったので、やりがいのある良い仕事だったんです。
なので独り身だった時は全く問題なかったんですが、結婚と出産を経て、二人の子育てをしながら働くようになってからは、少し状況が変わっていきました。
どうしても病院が忙しくて帰る時間がいつも遅くなってしまうので、いつも私が帰るまでは祖父母に子供たちを預けていたんですが、「寂しい思いをさせてしまっているな」というのが気になるようになったんです。
出産や育児を通じたキャリア観の変化は大きな問題ですよね
本当にそうなんです。
子供と過ごす時間を大切にするためにも、在宅でできる仕事ができたらな…って。
でも、この仕事自体はすごく好きだし、職種をガラッと変えても通用するようなスキルは持っていない。
そんな葛藤の中で何か動き出すこともできずに、ただ時間が過ぎていくような期間が長かったです。
では逆に、何がキッカケで「状況を変えよう」と決意されたんですか?
実は2年前ぐらいに勤めていた動物病院内で、動物に付いているダニに由来する感染症が流行ってしまい、「家に持ち帰って幼い子供に移しちゃったらどうしよう」と悩んだことがありました。
それに加えて、ちょうど院内で「閉院するかも」なんて話が出てきたタイミングが重なったので、転職しようと決めました。
当時の本音としては、子供の面倒を見ながら働けるように在宅でできる仕事が理想ではあったんですが、なにもスキルがなかった手前、近所で働ける職場を探すことにしました。
そこで家の近くに営業所がある会社の求人に応募したら受かったんですが、なんとその事業所ではなくて、家から40分ぐらいかかる本社の方に配属になってしまったんです(笑)
ええーっ! ようやく一歩踏み出したところで、それはしんどいですね。
そうなんです(笑)
そのまま事務員として働き始めたんですが、何より通勤に時間がかかるので、結局朝は旦那さんに子供を見送ってもらって、夜も私より旦那さんが早く帰ってきて子供の面倒をみてもらっている状態になっちゃって…
こうなってようやく「どうにか在宅でできる仕事を身につけたい」って真剣に考え始めたんです。
そこから動画編集をどのように知ったんですか?
在宅の仕事は看護師をやっている時から気になって調べてはいたんですが、私の住んでいる場所が田舎ってこともあって、フルリモートでできそうな仕事がなかなか見つからなかったんです。
そうやって調べているうちに、フルリモートでできて、やってみたいと思える仕事の候補がWEBライティングとWEBデザイン、動画編集に絞られました。
当初は動画編集以外にもいくつか候補があったんですね
でもWEBライティングに関しては、文章を書くことがそんなに好きじゃないし、本もそんなに好きじゃないので、経験者の方の情報とかも調べてみた上で「これは無理かも」って思って断念しました。
WEBデザインの方は、私ありえないぐらい絵が下手で、子供に絵描いたろかって言っても「やめて」って泣かれるぐらいセンスがないんです(笑)
だから興味はあったんですけど、向いてないかなって思って諦めましたね。
ライティングもデザインもピンとこなかったとのことでしたが、動画編集は逆になぜしっくりきたんでしょうか?
私自身、普段からYouTube大好きで、いつも料理しながら見ちゃうんですよね。
あと子供も「YouTuberになりたい」みたいなことを言っていたりしたので、自分で動画編集ができたら楽しいかなって思ったんです。
そういう意味では「もしやるなら動画編集」って決めるまでは早かったんですけど、「じゃあ本当に始めるぞ」って決断するのにはかなり時間がかかりました。
「右クリック?」という状態で始めた動画編集
動画編集を始めるまでに時間がかかったのは、どうしてだったんですか?
看護師の仕事ではパソコンを触ることもほとんどなかったので、そもそも文字を打つ、調べ物をするぐらいしか普段ネットを使わない自分にできるのか?って不安が大きかったんです。
物覚えが良い訳でもないし、決して若くはない自分が今から勉強を初めて、ちゃんとお金をいただけるようなスキルにまで磨いていけるのかなって。
確かにパソコンに慣れるところからのスタートってなると、動画編集スキルを習得するってハードルが高いですよね。
そうなんですよ。
そんな自分だから「当然独学ではできるわけがない」と思っていたので、始めるとしたらスクールに入ろうとは思ってたんです。
なのでスクールについてググったりTwitter(現:X)で口コミ調べたりしてたんですけど、調べれば調べるほど、どこが良いのかわからなくなってきて(笑)
色んな情報を見続けて、結局半年くらい経った頃に、「聞いてみないことにはわからないか」と思い切って、3つのスクールの説明会を受けることにしました。
説明会では具体的に、どんなことを聞かれたんですか?
パソコンに対して無知な私でも動画編集はできるのかが本当に心配だったので、「自分のような初心者でも本当に仕事になるものなのか」ってポイントに重点を置いてお話を聞いていきました。
そのうち2社はぼんやりとした回答で「やっぱり無理なのかな」と思っていたんですが、3社目のデジハクさんでは、具体的な受講生の実績とかを示してもらった上で「始める時点でのスキルや年齢は関係ありません」って言っていただいて、かなり背中を押していただけたんですよね。
動画編集を始めるにあたって必要なパソコンのスペックや、仕事を取れるようになるまでのロードマップについても詳しく教えていただいて、その場でお願いすることにしました。
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右も左もわからずに苦しんだスタートダッシュ
いざデジハクに入って学習を始めた当初のことを覚えていますか?
パソコンの基本的な操作…例えば右クリックをどうやってやるのかもわからない状態からスタートだったので、かなり大変でした。
あまりにもわからないことだらけすぎて「何がわからないのかがわからない」っていうんでしょうか。
わからない部分を言葉にすることもすごく難しくて、今だからこそ言えますけど、正直かなりしんどかったです。
経験したことがないことって、言語化するのもひと苦労しますよね。
カリキュラムも全然ワケがわからない状態で、初っ端からつまずいてしまって「これ、私にはできないんじゃないかなぁ」って思いました。
今その教材を見返したらすごくわかりやすいし、簡単にできる操作とか、当たり前の知識ばかりなんです。
でも、当初はそんな所からつまずきの連続でした。
かなり苦しいスタートだったようですが、どのように学習を進めていったんですか?
わからないことをいつでも聞けるチャットでのサポートに、本当に助けてもらいました。
初めは「どう聞けばいいのかな」とか「伝わっているのかな」ってすごく心配になりましたけど、わからないことを聞かないと進むこともできないじゃないですか(笑)
なのでたくさんチャットに頼らせてもらったんですけど、例えばソフトの操作について文面での説明が理解できない時は、実際に操作している様子を動画に収録して説明してくれたり、とても親身にフォローしていただきました。実際のチャットでのやり取りのひとコマ
チャットサポートをしっかりと活用していただけたんですね!
本当に、チャットはめっちゃ使いました(笑)
とにかく質問してから返信までのスピードが早いんですよ。
デジハクに入る前は、実際に対面することができないオンラインの環境でもちゃんと教えてもらえるのか心配だったんですが、質問したらポンポン返信が来るし、やり取りもフレンドリーだったのでとにかく安心しました。
他のサポートはいかがでしたか?
ある程度のスキルが身につくまでは、すぐ不安になったり自信を無くしちゃうことがあったんですけど、そういったメンタル的な部分は担当講師の先生との面談に助けられました。
例えばデジハク生って、Twitterで繋がって積極的に投稿されてる方が多いじゃないですか。
私もそれにあやかってアカウントを作って覗いていたんですけど、「デジハクに入って1ヶ月で案件が取れた!」みたいな投稿を見かけることがあったんです。
それを見た瞬間に「あー、自分は案件なんて進められていないし、全然ダメだな」って落ち込んで、心が折れちゃいました。
学習ペースが早かったり、案件バリバリ取ってたり、すごいデジハク生のツイートって目立ちますもんね。
本当にそうなんですよ!「自分なんて…」って気落ちしすぎて、本当に涙が出たこともありました(笑)
そんな時に担当の先生との面談を予約してみたら、「周りと比べなくていい」ってことだったり、「パソコンを使えないところから始めてこんなに成長しているのは凄いことで、全然問題ない」って真剣に言ってくれたお陰で吹っ切れました。
ちなみに担当の講師は若い女性の方で、普段の面談ではめちゃめちゃ可愛らしい笑顔で笑ってくれるので、めっちゃ癒しなんですけどね!
面談するタイミングによって的確なアドバイスをしてくださったお陰で、動画編集を続けられています。
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クライアントワークを機に変わった『考え方』
動画編集を始める目的でもあった、案件の獲得はいかがでしたか?
デジハクを初めて数ヶ月経った時、講師の先生に「基礎的なスキルが身についてきたので、そろそろ案件に応募していきましょう」って言われたことがありました。
でもその時点での自分の編集技術に自信がないし不安だらけだったので、「案件にはもっと勉強して自信をつけてから取り組みたいので、まだやりたくないです」って伝えたんです。
そしたら「困った時に助けてもらえるサポートがあるうちに案件をたくさん経験した方が、卒業してからの自信になりますよ」って言ってくれて、「先生が言うんやったら行くしかない」って、思い切って案件に応募し始めました。
不安がある中で一歩踏み出すのは勇気が必要だったと思います。
自分は慎重派なので、一人ではこういう思い切ったチャレンジはできなかったと思います。
そこからは講師の先生に案件の選び方や応募方法を教えてもらって、気になる案件をピックアップしては、その都度相談に乗ってもらいました。
やること全部が初めてだったので、この時も心配なことだらけだったんですけどね。
案件を取りにいく中では、具体的に何が不安だったんでしょうか?
実は「初めは簡単には案件は取れないので、まず50件ぐらいは応募してみましょう」って教えてもらっていたので、手始めに10件ぐらい応募したその日の内に、3件も返事がきたんです。
初日で3件も!すごいじゃないですか!
そんなに簡単に連絡が来るものじゃないって聞いていたので驚きましたけど、仕事として動画編集をするっていう、目標にしていたイベントが突然現実になって「どうやって対応しよう」とか「ちゃんと案件をこなせるのかな」っていう気持ちの方が大きかったです。
でも、そこも先生と相談させてもらいながら、YouTube用の切り抜き動画を作るお仕事を選んで受けさせていただきました。
実際にクライアントワークをするとなると、スキルを身につけていくのとは違う大変さがあったんじゃないですか。
もちろん大変な部分はありましたけど、これがいざクライアントに依頼された動画を作るってなる頃には、もうほとんどチャットで相談しなくても、自分で編集を進めていけるようになっていたんです。
それまで毎日のように質問しまくっていたので、基本的な動画編集の進め方を一通り理解できていたのと、「わからないことの調べ方」が身についていたんだと思います。
わからないことがある時は、カリキュラムをさかのぼって過去の教材で使ったテクニックを参考にしてみたり、初めて使う演出なんかもググって再現することができました。
わからないことを自分で解決することができるようになったんですね!
そうですね、特にデジハクのカリキュラムの内容が案件に活かしやすかったのが助かりました!
例えば切り抜き動画の案件では、動画の一部分で暗いホラーっぽい感じの演出を作りたい場面があったんです。
そこで、カリキュラムの中の『都市伝説編』で学んだエフェクトをそのまま使ったら、イメージしていた通りの演出をすることができました。
卒業した今はもうサポートを受けることは出来ませんけど、大抵の問題は自分で対応できる力がついたことで、だいぶ自信がついて楽しく動画編集をしています!
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不安な気持ちとの向き合い方
改めてデジハクの半年間を振り返ってみて、どんな印象がありますか?
デジハクに入った頃は、本当に何もわからなくて不安ばかりで、何でも聞かなきゃわからない状態だったので、案件が取れるなんてまず考えられなかったです。
だからこそデジハクのサポートは本当に心強くて、自分で調べてもわからないことがあったらチャットで質問したり、迷うことがあったら面談で講師に相談して…というのを繰り返してきました。
そうしている内に気がつけば案件が取れるようになって、自分が作った動画をクライアントに褒めてもらえるようになったことは、当時を振り返ると信じられないくらいです。
とにかく、始めてみて良かったなと思います。
今こうして凛紗さんとお話ししていると、むしろ当初そんなに不安がっていた凛紗さんが信じられません!
「不安だけどやってみる」を繰り返しているうちに、何でも迷うくらいなら一度やってみた方がいいなと思えるようになりました。
当時は、動画編集を始める決心をするまでにも一年ぐらい掛かりましたけど、「自分なんかにできるのかな」という心配をして立ち止まるより、まずは一歩踏み出してやってみることが自分にプラスになるんじゃないかなという思考回路になりました。
最近も何か一歩踏み出したものとかってあるんですか?
動画編集の仕事を広げていくに当たって、マーケティングやデザインに関する知識も大切だと気がついたので、本を買って自分なりに勉強を始めてみました。
きっと昔の自分だったら「この本を買ったとして、元が取れるのかな?」とか「本当に役に立つのかな?」ってなって言い訳をして、結局買わなかったと思います。
「やってみたい」って思ったことや、興味を持ったことに対して、スッと挑戦できるようになったように感じます。
挑戦を繰り返していった先に「こんな風になりたいな」ってイメージはあるんですか?
動画編集の仕事では、体調が悪い時は「少し休んでからやろうかな」ってこともできますし、時間が自由に使えるようになって、生活に融通が効くようになってきたんです。
今はまだ事務の仕事もやりながら動画編集をしていますが、今後はフリーランスだけで生きていけるようになりたいと思っていますし、いずれなれるんじゃないかって自信が付いてきています。
もちろんまだまだではありますけど案件自体は取れるようになってきたので、「今後継続的に案件を任せてもらえたり、収入を増やしていくにはどうしたら良いかな…」って、本業の事務仕事をしている時にふと考えたりしています(笑)
漠然とした「在宅仕事」への憧れが、具体的なキャリアプランになってきたんですね!
パソコンにあまり触れてこなくて、覚えが悪くなってきて自信のなかった40代の私でも、案件が取れるようになって、「フリーランスを目指せるかな」とまで思えるようになった自分に驚いています。
絵も下手くそでデザインセンスなんて全くない私がですよ(笑)
今は毎日が楽しいので、自分をここまで連れてきてくれたデジハクさんには感謝しかありません。
是非これからもデジハクのカリキュラムやコミュニティを活用していってください!
正直デジハクのコミュニティは、知らない人とコミュニケーションを取るのが苦手なので、あまり使えていなかったんです…
でもこれを機会に今後は活用していこうと思うので、これからもよろしくお願いします!
「周りと比べて知識やスキル面などで劣っているのかも」と面談時に涙されたり、
「自分に自信が持てない」といった言葉が多かった凛紗さんでしたが、
面談を繰り返すうちに、わからないことにぶつかっても「まずは自分で調べてみます!」と力強くお返事いただけるようになっていったことが本当に嬉しかったです!
初案件を獲得して以降、精神的にも明らかにたくましく自立していった凛紗さん。
わからないことだらけの新しいことへの挑戦を、苦しみながらも乗り越えていく姿に、私だけでなくチャットサポートチームのメンバーも勇気をもらいました!!
これからも新しいことに挑戦していって、フリーランスとして活躍していかれることを心より応援しています!
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