今回は、家庭の事情で長年勤めた会社の退職を決意し、フリーランスを目指し始めたという「たつや」さんにインタビュー。
フリーランスを目指す上で苦しんだ経験や、50万円の案件を獲得するまでの道のりなどをお話いただきました!
「周りにフリーランスはいないけどフリーランスに興味がある」「動画編集で高収入を目指していきたい」といった方に読んでいただきたい内容となっています。
※結果を保証するものではございません
「たつや」さんプロフィール
家庭の事情から、大手証券会社での管理職という立場を離れ、フリーランスの世界に飛び込んでいった『たつや』さん。
ゼロから始める動画編集で、一家の大黒柱として収入を得ていかなければならない重圧を背負いながらも、これまでの経験を活かして新しい環境に適応していく感覚を掴んでいったそうです。
大型案件の受注や、自分で立ち上げた編集チームのディレクションなど、様々な経験を経て見えてきた今後のビジョンとは?
ここから『たつや』さんのインタビュー本編になりますので、フリーランスを目指していきたい方は是非参考になさってください!
大手証券会社から動画編集フリーランスへの転身を目指して
現在はフリーランスとしてご活躍されていると伺っていますが、たつやさんは元々どんなお仕事をされていたんですか?
新卒で大手証券会社に入ってから10年同じ会社に勤めて、富裕層向けの営業部門で課長をしていました。
当時は東京にいたんですが、ある時、家族の事情でどうしても大阪に移り住まなくてはいけなくなって、業界柄、勤務地が自分で選べないことが当たり前の会社だったので退職することにしたんです。
そこで自分で仕事をしてして稼いでいく選択肢を考え始め、フリーランスとして生きていくために、ブログや物販などいろんな方法を検討するようになりました。
最初は動画編集以外にも色々な選択肢をご検討されていたんですね。
そうですね、当時はYouTubeを中心に情報を集めながら、実際にブログ運営を始めてみたみたりもしました。
ただ、ブログで収入を得ていくためには、記事をたくさん書いて少しずつ成果を出していく必要があったので、なかなか成果に繋がらず…これを続けていくのは厳しいなと判断しました。
というのも、会社を辞めること自体は既に決めていたので、じっくり時間をかけて稼いでいくという選択肢はなかったんですよね。
そんな中で動画編集について知る機会があって、調べていくほど即金性が高くて、しかもマーケットも拡大していることがわかったので、「やるならこれだな」と思って始めることにしました。
そういうことだったんですね。しかし、証券マンから動画編集者とは、また思い切ったキャリアチェンジですね!
実際、当時10年続けた会社を辞める決断をした時のことは、今でもよく覚えています。
家の引越しのこともありましたし、退職してからの収入の面も不安でしたし、今でこそ言えますが正直精神状態は悪かったです。
そもそもずっとサラリーマンをやってきたので、周りの友人はサラリーマンばかりで、フリーランスの知り合いもいませんでしたから、相談できる相手がいなかったことも大きかったです。
そんな状況というのもあって、少しでも早く収入を得ていくことにこだわっていたので、初めから独学ではなくスクールに通うことは決めていました。
スクールもいろんなところがありますが、選ぶのに迷いませんでしたか?
スクール選びは主に比較サイトを見ていたんですが、かなり迷いました。
最終的には料金面と、講師の方が半年間マンツーマンでついてくれる点が魅力的だったデジハクの説明会を受けることにしたのを覚えています。
そうだったんですね!他のスクールの説明会は受けられなかったんですか?
何社か聞いてみようとは思って予約はしていたんですが、結局受けませんでした。
というのも、一番初めに受けたのがデジハクの個別説明会だったんですが、担当の方がとても感じの良い方で、前職でずっと営業やっていたという話で盛り上がっていたら、「動画編集って営業すごい大事で、たつやさんは向いてますよ!」って言ってくれたんです。
丁寧に説明していただいてサービス内容に納得しましたし、zoomで心奪われたという感じで、他の説明会を受ける前にすんなりと「ここでやろう」と決意しました。
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時給200円の初案件から、講師と共に目指したステップアップ
デジハクに入ってからは、どのように学習をスタートしていったんですか?
家族を支えていく為に少しでも早く「最低でも月30万、可能なら月50万稼ぎたい」と思っていたので、初めに講師の先生と面談した際に、そのことをお伝えした記憶がありますね。
それに対して先生は、「決して簡単なことではないです」と言い切った上で、「そこを目指す為にはこういうことをしていきましょう」と最初の段階で真摯に教えてくださいました。
なんでも丁寧に傾聴して寄り添ってくださったので、相談しやすかったですし、目標までの流れがイメージできました。
収入の確保を急がれていた中で、デジハクのオンライン教材は進めやすかったですか?
それで言うと、はじめの方の教材は全部イチから丁寧に教えてくれるんですよね。
ただ、これはコミュニティで他のデジハク生も皆さんおっしゃってますけど、途中からだんだんと説明の量が減って、自分で考えて編集しなきゃいけないシーンが増えてくるじゃないですか。
カリキュラムを進めるごとに、ちょっとずつ頭を使う必要が出てくるのは正直大変だったんですけど、それが今の案件に繋がっているので本当にありがたかったです。
実際に今でも教材で覚えたエフェクトを案件でそのまま使って、クライアントに喜んでいただけることは多いです。
それは嬉しいです!ちなみに案件への取り組みはどれくらいのタイミングでスタートされたんですか?
デジハクに入ってすぐは引っ越しなんかもあって十分な時間が取れていなかったので、最初の案件を取ったのは2~3ヶ月が経った頃でした。
一番最初に受けたのは、野球選手の面白エピソード集のような動画を制作する案件で、単価は3000円くらいだったかと思います。
ただお恥ずかしい話、それまでのサラリーマン生活でGoogleスプレッドシートやチャットワークなどのツールを使ったことがなかったので、まずそういったツールの使い方を調べるところから始めた記憶があります。
しかも初めての案件ということもあって丁寧に作業しすぎたりで、とにかく時間がかかりました。
前職時代と比べると信じられないような時給換算になりそうですね(笑)
そうですね…明らかに10時間以上は掛かっていたので、時給で考えると200~300円くらいだったかもしれません(笑)
それでもクライアントには満足していただけて、その動画を納品した後で継続依頼をいただくこともできたので、その点はよかったかなと思います。
初案件で継続依頼はすごいですね!その依頼は引き受けられたんですか?
実はそこで非常に悩みまして、いかに早く収入を高めていくかを考える中で、3000円の案件を継続していく選択が最適なのかどうかを自分では判断しきれなかったんです。
なので講師の先生に面談でご相談させていただいたところ、
「今後、より単価の高い案件獲得を目指すには実績としてアピールしにくい内容なので、お断りして別の案件に取り組んだ方がいいかもしれません」
とアドバイスいただき、自分としても納得したので、継続の依頼はお断りすることにしました。
自分ひとりでは決めきれない壁にぶつかったタイミングで、講師に相談していただいたんですね。
そうなんです。例えば、スプレッドシートの使い方なんかは自分でも調べて解決できるんです。
でも、まず自分の目標があって、そこに対して今この瞬間に迷ってる選択肢それぞれにメリットデメリットがあって、どちらの方向に進んでいけばいいのかって悩みはGoogleでは絶対に調べようがないじゃないですか。
なので、そういう本質的な悩みを気軽に相談できたことが本当に助かりました。
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大型案件のきっかけとなった前職の経験と制作実績
継続をお断りされてから、どのように新規案件の獲得に取り組んでいったんでしょうか?
ひとまず一件目を経験することはできましたが、まだまだ走りたてで「自分が相手を選べる立場ではない」ということは自覚していました。
なので安すぎる案件は避けつつも、いろんなジャンルに取り組んで動画編集の幅を広げていくために、まずは数を打って経験を積むことを最優先にして応募し続けました。
毎日募集サイトを見ては応募することを繰り返していくと、営業活動さえ続けていれば、単価が5000円を超える案件をコンスタントに取っていけることがわかったんです。
まあ、たくさん応募している分、めちゃめちゃ落ちまくってはいるんですけど(笑)
かなりのハイペースですね!応募を採用してもらう為に何か意識していたことはありますか?
単価が1万円を超えるような案件になると、一つの募集に50件近い応募が集まることが普通にあったりします。
なので案件の募集に対して「どういう文章を書いて送ったら、相手からどんな反応が返ってくるか」というのを考えて、一件ずつ文章を作って応募していました。
あとは、今の自分のスキルでは難しいような案件も「できます」って言い張って受注してしまって、そこからはもう「調べてやり切るしかない」って覚悟を決めて取り組んでいました(笑)
動画編集の業界には自分のような営業経験者が少ないとも聞いていたので、あえてガツガツ営業するスタイルを続けたことで、一定のペースで案件を取っていける手応えは感じました。
前職での営業経験をフル活用されたんですね!他にも前職のご経験が活きる場面は多かったんじゃないですか?
それで言うと2件目に受けたのが、仮想通貨系のマニアックな領域のYouTube動画編集の案件だったので、元々働いていた金融系の知識を活かして取り組むことができたかと思います。
初めは1万円で受けた案件だったんですが、動画に必要なデータ素材を集めるのに丸一日掛かったり、前回以上に時間が掛かる案件でした。
なので、初めての納品後には次のご依頼もいただいたんですが、「正直この単価では継続が難しいです」とお伝えしたところ、結果的にそれ以降は2万2千円でご依頼いただけることになって、今も継続させていただいているんです。
実は、案件内容がマニアックなので「対応できる編集者は少ないだろう」というのと、クライアントのYouTubeチャンネルの登録者数が数万人いたので「もう少し制作予算を掛けられるだろう」という見立てがあったんですが、強気でいって良かったですね(笑)
さすが元証券マンです(笑)それ以降、収入はどのように推移していきましたか?
案件を獲得し始めた初月は数千円とかでしたが、2ヶ月目からは30万円程度がコンスタントに見えるようになっていきました。
そして営業はずっと掛け続けていたので、プラスアルファの案件が決まれば30万を超えたりって感じでしたね。
その中でも、単価が50万円の案件を受けることができたのは大きかったです。
単価50万円ってすごいですね!どのような案件だったんでしょうか?
売り上げが30億くらいあるITの会社さんの、操作案内の動画を制作する案件でした。
当初は15万だったんですけど、途中で修正や追加の依頼が増えていって、最終的に50万になったんですよ。
そんな大きな案件を、どうやって取ってこられたんですか?
この案件が決まったのは、実はデジハクのカリキュラムでAeを使って制作した「サービス紹介動画」をポートフォリオに掲載していたからなんです。
自分の制作実績を担当者に見ていただいた時に、「これぐらいのクオリティが担保できるならぜひお願いしてたいです」っていうお声がけいただけたので、デジハクのおかげで決まったんです。
※Ae:動画データにエフェクトを加えたり、CGの合成をすることが得意なツール『After Effects』の略語。
それはとても嬉しいです!!
実は結構このパターンは多いんですよ。
つい最近も、デジハクで作ったポートフォリオ作品を見てもらって依頼していただけそうな案件もありますし、本当にこのポートフォリオがフリーランス人生でかなり役に立っています。
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フリーランスとしての土台を築いて見えてきたビジョン
改めてデジハクで学んだ半年間を振り返った時に、どういったサポートが印象的でしたか?
良かった点はたくさんあるんですけど、あえて絞るとすると「講師との面談」と「ポートフォリオ」の2つですね。
まず、講師の先生がとても人柄の良い方だったので、たくさんのことを根掘り葉掘り聞かせてもらえましたし、何か迷いが生じた時に、頼れるプロが寄り添ってくれる仕組みに助けられました。
それから、デジハクで作ったポートフォリオは作品のバラエティが豊富で、色んな編集技術や動画ジャンルのアピールができるんです。
結局はクライアントに選んでもらう時って、人柄よりも「どんな動画が作れるんだろう」っていう部分が見られるので、デジハクの受講を通じて品質の高いポートフォリオを制作できて、これだけでも入って良かったと思えるものでした(笑)
ありがとうございます!ここまで過去のお話を伺ってきましたが、今後どのように活動していこうというイメージはありますか?
実はつい1ヶ月ほど前に編集チームを立ち上げて、今は10人ほどの規模で運営をしているんです。
なのでまずはチームのメンバーを増やして、自分が編集に携わらなくてもクライアントワークが回るような仕組みを作ることを、次のステップで考えています。
浮いた分の時間で自分はひたすら営業して良い案件を取って、メンバーに還元していけたら良いなと思います。
ディレクターを始められて、今後の動画編集者としてのキャリアの選択肢も広がっていきそうですね!
ありがとうございます!
これからの選択肢として、「比較的編集のしやすい案件を中心に獲得してディレクターとして立ち回っていく」か、「Aeを使いこなして単価の高い案件をこなす動画編集者を目指す」か、大きく2つを想定していますが、どちらも魅力的なキャリアだと思っています。
先生とも相談した上で「現状はまだどちらかに絞る必要はない」と認識しているので、今はディレクションでチームも厚くしていきながら、それこそ50万とかの高単価案件もこなしていく二軸で頑張っていこうと思います。
ちなみに、チームにはデジハク生のメンバーもいて、すごく助かっているんですよ!
そうなんですね!デジハク生同士で繋がりがあるというのも、とても嬉しいです!
やっぱり同じデジハク生だと、「最低でもこういう編集スキルは身につけているだろうな」という部分が担保されているので安心感があります。
自分は動画編集が得意なタイプの人間ではないんですが、そんな自分でもクライアントにある程度満足いただいてきたので、同じデジハクで学んできた方なら、「大きなミスとか変な編集はしてこないだろう」って信頼できるんです。
最後に、これから案件に挑んでいくデジハク生にメッセージをいただけますか?
まずはデジハクのカリキュラムをどんどん進めて、ポートフォリオに載せられる実績を増やすと案件が取りやすくなると思います。
それからクライアントワークでは、うまくいかなかったり壁にぶち当たることも多いかと思いますが、たくさん営業して講師の先生に相談するサイクルを繰り返すことが、早い成長に繋がるはずです!
たつやさんは、初めての面談でお話しした時から明確な目標を持っていらっしゃって、細かなことでもメモを取って、時間を無駄にしない姿勢がとても印象に残っています!
でも、面談する度に単価の高い案件をガシガシ取ってくるので、毎回良い意味で進捗の確認が大変でした(笑)
いつも面談でお伝えした内容を必ず実行に移されていたので、そういったストイックさが結果に繋がっていたんだと思います。
高単価案件が取れた状況でも気を緩ませることなく、常に新規案件獲得のために行動を起こし、先のことを見据えて営業方法やディレクションについてなど色々と質問して来てくださる積極性は、半年間ご一緒させていただいてとても刺激になりました。
たつやさんがこれから、どんな動画編集キャリアを辿っていかれるのか楽しみです!
今後の更なるご活躍を応援しています!
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