この記事でわかること
- SNSを活用した集客の方法
- Web広告の特徴
- ホームページ集客の注意点
何か商品やサービスを販売するためにホームページでの集客は不可欠です。
しかし、なかなか成果が出なかったり何から始めればいいかわからなかったりしませんか?
そこで、本記事ではホームページでの集客の方法を3つに分けて解説します。
また今回ご紹介する方法は、基本的に無料で始められます。
そのためホームページ集客の方法がわかるだけでなく、大きな失敗をせずにスタートできるでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。
自然検索からホームページに集客
まずは、GoogleやYahooで検索されたときに、ホームページが表示されることで集客する方法を2つ解説します。
これからWeb集客をする方が一番始めやすい方法なのでぜひ参考にしてみてください。
SEO対策
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化と呼ばれています。
GoogleやYahooの検索エンジンで調べた人の検索上位に、ホームページを出現させるための施策のことです。
検索上位をするための施策をSEOといいます。
SEO対策をしても必ず上位にホームページが表示されるとは限りません。
Googleのガイドラインやアルゴリズムによってホームページが上位表示されるかは決まるからです。
また良質な記事を投稿していると、外部サイトにリンクを貼ってもらえることがあります。
それを「被リンク」といいます。
被リンクの獲得はSEOで評価されやすいといわれているので、ぜひ獲得できるように取り組んでみてください。
上位表示をされるようになると無料でホームページを宣伝できるので多くの企業がSEO対策に乗り出しています。
MEO対策
MEOとは、Map Engine Optimizationの略でMapエンジン対策化といいます。
インターネットで地名と行きたい場所を調べると検索画面に地図やお店の名前が表示され、この検索結果で上位表示させるための施策をMEO対策といいます。
MEO対策で重要なのは以下のとおりです。
- 検索キーワードとの関連性
- 検索エリアの距離
- 知名度
たとえば「地域名+居酒屋の名前」で検索しても検索ボリュームが大きいと、上位に表示されません。
検索ボリュームの低いキーワードや、お店の情報を明確にして知名度を上げていく必要があります。
お店の情報は、
- 店舗の外観
- 客席の様子
- 商品写真
- 駐車場の有無
- スタッフの雰囲気
を意識して掲載しましょう。
知名度に関しては、口コミと被リンクが重要です。
クーポンの発行や口コミに返信が多いと、口コミの数は増えていきます。
またMEOにおいても被リンクの数が多いと信頼されるサイトとして認められます。
広告を掲載してホームページに集客
ここからはWeb上に広告を出稿して、ホームページに集客する方法を解説します。
具体的には以下のとおりです。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
それぞれ具体的にみていきましょう。
有料の施策ですが、効果は高いので参考にしてみてください。
リスティング広告
リスティング広告とは検索連動型広告ともいわれていて、GoogleやYahooでキーワードを検索した時に出てくる広告のことです。
検索したキーワードに関連した広告が出現します。
たとえば「動画編集」と検索すると、検索画面の上や下に表示されます。
広告の数は内容によって変わるのが特徴です。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Web上にテキスト形式やバナー形式で表示される広告のことです。
ディスプレイ広告は、検索した人の潜在ニーズによって表示される広告が変わります。
たとえば普段から「動画編集 練習」のような検索をするとします。
するとGoogleやYahooの検索エンジンのAIが、「この人は動画編集に興味があるのではないか」と判断して、動画編集スクールの広告が勝手にWebサイトに表示されるのがディスプレイ広告の特徴です。
メッセージやデザインのインパクトが強いため、思わずクリックしたくなる広告になっています。
SNSを活用してホームページに集客
現代においてはSNSを活用してホームページに集客するのは必須です。
しかし、SNSの数は多く何から始めればいいかむずかしいでしょう。
そこで、それぞれのSNSの特徴を解説します。
運営しているホームページに合ったSNSを活用してみてください。
Twitterでの集客は拡散力の高さが特徴です。
リツイートといって投稿をシェアしてもらえる機能があるため、一人のユーザーにリツイートされると、そのユーザーのフォロワーに見てもらうことができます。
フォロワー数が10000人いるユーザーにリツイートをされた場合、10000人に投稿がシェアされます。
文字数も140字以内と少なくSNSに慣れていない方でも始めやすいので、これからホームページ集客を検討している方にはおすすめです。
Instagramは、写真を投稿して情報を共有するSNS。
最近では、リール機能と言って短い動画を投稿する人も増えてきています。
そのため、写真や動画で訴求したい方にはうってつけのSNSです。
ハッシュタグで商品やサービス名を検索する文化もあり、ハッシュタグ経由でホームページを認知してもらえる可能性もあります。
YouTube
YouTubeは、動画コンテンツを投稿できるサイトです。
映像で商品やサービスを訴求できるので、ユーザーにインパクトを与えやすく購入を検討するときに思い出してもらいやすいのが特徴です。
また動画市場は年々増加傾向にあり、YouTubeの利用者数も増えているので多くのユーザーに届けられます。
動画制作に時間がかかるのがデメリットですが、カメラはスマホで十分ですしマイクや三脚といった必要最低限の撮影機材があれば始められるので、費用対効果の高い集客ができます。
Facebookは、実名登録をして始めるSNSです。
Facebookは実名だけでなく、
- 年齢
- 性別
- 職業
- などユーザーの詳細な情報が手に入ります。
ですので、届けたいユーザーをターゲティングしやすい媒体となっています。
利用者層もビジネス感度の高い30代〜50代の方が利用していることから、訴求しやすいでしょう。
LINE
日本におけるLINEのユーザー数は9000万人といわれています。
約2人に1人が利用しているので、幅広い層にアプローチできるのが最大の特徴です。
LINE@と呼ばれる昔でいうところのメールマガジンがあり、集客には有効です。
利用者数が多いので開封率が高く、LINE@からホームページに集客するという導線が作れます。
TikTok
TikTokは15秒から3分程度の短い動画を投稿できるサービス。
利用者層は20〜30代前半で若い層が利用しています。
他のSNSへシェアしやすいので、ホームページへの誘導に向いています。
短尺動画なので投稿も編集もしやすいため、若者に届けたい商品やサービスを展開しているホームページを運営している方は、ぜひはじめてみてください。
ホームページからの集客に失敗しないために必要なこと
多くの方はホームページを作成するも、うまく集客できずに撤退してしまうことがあります。
それはホームページ集客をするときにある3つのことに気をつけていないためです。
ここからは、ホームページを作成するときに気をつけることを解説します。
ポイントを抑えて集客にチャレンジしてみてください。
ターゲットを明確にする
失敗しないホームページの集客をするには、ターゲットを明確にすることが重要です。
ターゲットとは訪れてもらいたいユーザーの特徴のことです。
- 性別
- 年齢
- 職業
- 悩み
ターゲットは販売する商品やサービスによって変わります。
訴求したいユーザーの特徴を分析し、ターゲットを明確にしましょう。
ホームページに訪れたユーザーを分析
ターゲットを設定したら、実際にそのユーザーがホームページに訪れているかを分析しましょう。
分析はGoogleが無料で提供しているGoogle Analyticsや、Google Search Consoleといった解析ツールを使用するのがおすすめです。
どの時間にどのページからどのようなユーザーがホームページに訪れたかが明確になります。
サイト訪問者を分析し、ホームページに呼びたいユーザーとのズレがないか常にチェックしておきましょう。
利益に大きくかかわるところなので、重要です。
ホームページは使いやすさと見やすさを意識する
ホームページのデザインが悪かったり、商品ページまでの導線が不明確だったりするとユーザーは離脱してしまいます。
そのため、ホームページの使いやすさや見やすさは意識しておきましょう。
- アプリの読み込み速度
- 入力フォームのスムーズさ
- ユーザーの興味をそそる画像や動画はあるか
- 見やすいフォント
- 申し込みボタンを迷いなく見つけられるか
サイトの外観だけではなく、ユーザーが購入しやすいような内部設計になっているかを確認しておきましょう。
ホームページの集客は常に改善が必要
ホームページの集客は、数字を分析したりデザインを変更したりと常に改善が必要です。
しかし上手くいけば、多額の広告費用をかけずに多くのユーザーが訪れるホームページが作成できます。
そしてより質の高い商品やサービス作りにお金を費やすことができるので、今回ご紹介した内容をぜひ試してみてください。
ユーザーファーストを常に頭に置いてさまざまな施策を実施していきましょう。
この記事でわかること
- 自然検索を狙うならSEOやMEO
- 広告を出稿してホームページを認知してもらう
- SNSを活用してホームページに誘導する
- ホームページのターゲットを明確にする
- ホームページ訪問者を分析する
- ホームページの使いやすさと見やすさを意識