この記事でわかること
- Premiere Proができる案件
- Premiere Proができない案件
「Premiere Proを覚えたけどどんな案件がこなせるの?」
そんな風に思ったことはありませんか?
この記事では、初心者の方が始めやすいPremiere Proでできる案件の内容を3つ紹介します。
Premiere Proができるようになれば、基本的な動画編集スキルがあると思っても問題ありません。
なので、ここで紹介する案件に自信を持って挑戦していただきたいです。
また、最後にはPremiere Pro以外のスキルが必要な案件についても解説しているので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
Premiere Proができると獲得できる案件の内容
Premiere Proができると獲得できる案件は大きく分けて3つです。
- テロップ入れ作業
- カット編集作業
- YouTube動画作成
順番に解説していきます。
①テロップ入れ作業
一つめは、テロップ入れの作業です。
知っている方は多いと思いますが、テロップとは画面に映し出される文字のことです。
YouTubeの画面下にも文字が出てきますよね。Premiere Proが使えると、あの文字入力ができるようになります。
ただし、テロップ入れの作業は早めに卒業することをオススメします。理由は2つあります。
理由①:単価が安い
カット編集の案件は単価が低いです。
1本あたり約500円前後の単価のものが多いので、大きく稼ぐというのは難しいでしょう。
理由②:将来的に自動化される可能性が高い
実際にPremiere Proの中には、テロップを自動で入力してくれる機能もついていて、精度も非常に高いです。
将来的には、テロップ入れの作業は自動でできるようになるので案件としては減っていくと考えられます。
なので、テロップ入れの案件は実績作りとして行うのが良いでしょう。
駆け出しの頃はいきなりYouTube動画全体の編集に関わるのは難しい場合が多いからです。
簡単な実績でも動画編集者としての信頼は上がるので、次の案件も取りやすくなります。
ぜひチャレンジしてみてください。
②カット編集作業
カット編集とは動画の無駄な部分をカットしたり、繋ぎ合わせたりする作業になります。
単価は10分ほどの動画で3000円以下が相場です。
カット編集の作業も単価は安いので、プロとしての自覚は忘れてはいけませんが、あくまでも実績作りとして行うのがオススメです。
ご紹介した2つの作業は単発で受注できる案件です。
単発の案件は今後の大きな案件獲得にもつながりやすいので、ぜひPremiere Proが使えるようになったら挑戦してみてくださいね。
③YouTube動画作成
Premiere Proで獲得できる案件はYouTubeの動画作成です。
YouTube動画作成は、先ほど紹介した2つのスキルと合わせて下記のスキルが必要になります。
- BGMや効果音入れ
- 画像挿入
- データの書き出し
Premiere Proができると、YouTube動画の作成で必要なスキルは身に付きます。
単価の相場も10,000〜30,000円とグッと上がります。
しかし、そのぶんライバルも増えるので、特に動画編集を始めたばかりの駆け出しの頃は案件獲得は難しくなるでしょう。
なので、オススメはポートフォリオの質を上げることです。ポートフォリオとは、動画編集者にとっては作品のことです。
ポートフォリオはクライアントにとってはあなたのスキルの判断材料になります。
ポートフォリオの質によっては、すぐにYouTubeの動画編集の案件を取れることもあります。
なので、時間をかけて質の高いポートフォリオを作れるようになると良いのではないでしょうか。
最近では、「切り抜き動画」の案件も多いのでチャンスも増えている印象です。
もちろんYouTube動画の中でもPremiere Pro以外の編集スキルがあることで、より高い案件に挑むことができます。
Premiere Pro以外のスキルが必要な案件の内容
ここまではPremiere Proができると獲得できる案件について紹介してきました。
ここからは、Premiere Proだけではできない案件について紹介していきます。
これから動画編集で稼いでいきたいと考えている方には今後必要なスキルなので、案件のスキルレベルを見ておくという意味でも大事だと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
①アニメーション動画
「ゆっくり解説」や「本要約チャンネル」のようなアニメーションやCGといった視覚効果を演出する動画作成はPremiere Proではできません。
なぜなら、それぞれ編集ソフトが違うからです。人間に得意・不得意なことがあるように、編集ソフトにもできることと、できないことがあります。
Premiere Proは動画編集を得意としますが、アニメーションを作るというのは不得意です。
アニメーション動画の作成が得意なソフトは主に下記の3つです。
- VYOND
- After Effects
- ゆっくりムービーメーカー(ゆっくり解説)
用途や作りたい動画の目的に合わせて編集ソフトを選んでいくのが良いでしょう。
②CM広告動画制作
CM広告動画の制作もPremiere Proのスキルだけではできません。
アニメーションを入れたり画像を加工したり音声を録音したりするスキルが必要になってくるからです。
Adobe社の編集ソフトであったら下記のスキルが必要です。
- After Effects
- Photoshop
- Illustrator
- Audition
CM広告動画の案件は単価は5万円〜と高単価ですが、より高い編集スキルが求められます。
動画編集の経験を着実に積みながら目指していきましょう。
まずはPremiere Proを使ってステップアップしていきましょう
最後にまとめます。
- Premiere Proで獲得できる案件はテロップ入れやカット編集といった簡単なものからYouTube動画の編集まで幅広い
- アニメーション動画やCM広告動画の案件はPremiere Proだけでは難しい
- 簡単な案件から着実にステップアップして高単価の案件を目指しましょう
Premiere Proが使えることで、基本的な動画編集の案件は獲得することができます。
ぜひ挑戦してみてください。
この記事が参考になれば幸いです。