この記事でわかること
- 動画編集スキルの今後の需要
- 稼げる動画編集者の特徴
- 結論、動画編集のスキルは無駄にならない
「これから動画編集を始めても需要がないからやめておいた方がいい」という意見があります。
たしかに動画編集は以前よりも参入者も増えて価格競争が始まっているのは事実です。
しかし、本当に動画編集のスキルはもう需要がないんでしょうか?
そこで今回の記事では、動画編集のスキルが需要のないスキルなのかをデータを元に解説していきます。
動画編集の需要だけではなく、
稼げる動画編集者の特徴
動画編集のスキルを活かす方法
についても解説していくので参考にしてみてください。
動画編集の今後の需要について解説していきます
ここからは、本当に動画編集のスキルは需要がないのかをYouTubeの市場規模のデータを元に解説していきます。
有名人のYouTube参入が増加
出典:BRIDGE
2020年になると、有名人のYouTube開設数が急激に増加しているのがわかります。
2019年と比較して1200件と56%増加しているようです。
背景にはコロナ禍によりYouTubeのコンテンツアクセスが伸びたことにより、新規開設者も増えたのが原因の一つです。
しかし、現役フリーランスが徹底解説!動画編集を今すぐに学ぶべき3つの理由でも書いているように、動画広告の需要は今後も伸びていくのでYouTubeの参入は企業・個人含めてますます増えていくでしょう。
Vtuberの人数が過去最高に
出典:https://jp.techcrunch.com/2020/11/09/userlocal-virtual-youtuber/
YouTube上でCGキャラクターが動画配信を行うバーチャルYouTuber(VTuber)は、2017年12月から増え始め、2018年3月1000人、2018年9月5000人、2020年1月1万人というペースで増加してきたという。
引用:https://jp.techcrunch.com/2020/11/09/userlocal-virtual-youtuber/
Vtuberの増加も顕著に現れていることがわかります。
匿名や顔出しをしなくてもYouTubeに動画を上げられるようになったのが大きな理由の一つでしょう。
YouTubeや動画制作の参入者が増えたということは自然と編集者も必要とされます。
今後はYouTubeと動画編集者がコンビとなって活動していく人が増えていくと考えられます。
なので動画編集のスキルは今後も需要のあると言えるのではないでしょうか。
求められる動画編集者とはどんな人?
YouTubeに参入したいと考えている企業や個人が増えることで、動画編集のスキルも自然と求められていくということがわかりました。
では、今後の動画編集者はどんなスキルや人材が求められていくのでしょうか。
求められる動画編集者の特徴①:クライアントの意図を汲み取れる
クライアントの意図を汲み取れる動画編集者は今後も活躍していくでしょう。クライアントの意図を汲み取れるとは以下のようなところです。
- 動画に合ったテロップが作れる
- 意図を持ったカット編集ができる
- 提案をすることができる
以上3つのスキルが重要になってくるのではないでしょうか。
ただ、作業的に作品を制作していては価値を提供することはできません。
始めは難しいと思いますが、クライアントとコミュケーションをして、どんな作品を求めているのかを意識することが重要なのではないでしょうか。
求められる動画編集者の特徴②:YouTubeや動画編集の研究をしている
クライアントの意図を汲み取るには、普段からYouTubeを研究していたり、動画編集のスキルについて学んだりする必要があります。
編集者として
- どんな演出が流行っているのか
- この編集はどうやっているのか
といった目線を持つことが必要でしょう。
動画編集のスキルも時代のニーズや流行りなどがあります。
普段からYouTubeを研究することで、クライアントにも的確に提案できるようになるでしょう。
稼げる編集者になるには常に学び続けるというのが重要ですね。
始めても損はしない!動画編集のスキルや知識を活かす2つの方法
「動画編集のスキルを覚えても全然できなくて時間を無駄にしてしまったらどうしよう」
そう考える方もいるのではないでしょうか。
しかし、そんなことはありません。理由を解説していきます。
①:YouTubeで発信する
動画編集ができれば、YouTuberとしてもすぐに活動できるのが強みです。
YouTubeを始めたいけど動画編集の部分であきらめてしまう人もいるくらいなので、かなり貴重なスキルになります。
発信したい情報があればYouTubeから収益を得られる可能性もあります。
また、あなたのYouTubeはポートフォリオにもなります。
ポートフォリオとは動画編集者にとっては作品のことです。
あなたが編集して公開しているYouTubeチャンネルは、クライアントにとってスキルがどのくらいなのかを判断する材料になります。
顔出しをしている場合は、信頼にもつながるので案件獲得にもつながりやすくなるでしょう。
動画編集を始めたばかりでは、クライアントに信頼してもらえるようなスキルを提示するのが難しい場合があります。
しかしYouTubeチャンネルを提示すれば信頼につながり、より早く案件獲得にもつながるでしょう。
②:VSEOの知識を活かす
VSEOとは、YouTubeや動画サイトで投稿した動画が、より高い検索順位に反映させるための方法です。
ブログSEOの動画版と思ってもらって問題ありません。
VSEOは、テロップに入れる文字や、動画説明文に入れる言葉に強く影響します。
動画市場が拡大傾向にある今、VSEOを学ぶことは動画マーケティングのスキルを手に入れられる機会でもあります。
動画編集やYouTubeをやることでVSEOの知識を活かした「動画マーケター」の道にもつながる可能性があるということです。
動画編集のスキルは、まだまだ需要があります
最後にまとめます。
- 動画市場は今後も増加傾向にあるため、編集者が必要になっていく
- クライアントの意図を汲み取れる編集者が重宝される
- AIに代替されるスキルもあるが、センスの部分をより育てていくことが大事
- 動画編集者はYouTubeをやることで色々なスキルに活かせる
動画編集は、まだまだ需要があります。
動画編集自体のスキルにも需要がありますし横展開も十分に可能です。
始めは動画編集からスタートし、YouTuberや動画マーケターのキャリアの選択もできます。
動画編集はまだまだオススメです。
ぜひ始めてみてくださいね。