この記事でわかること
- 動画編集者のフリーランスの年収や月収について
- 動画編集者は月収100万円!年収1000万円以上を達成できるのか?
- 未経験から独立するまでのロードマップを大公開
フリーランスの動画クリエイター、動画編集者に憧れを持つ人は年々増えています。
2023年現在、動画編集は副業・フリーランスとして独立するスキルとしてはものすごく人気があるお仕事です。
中には月収100万円、年収1,000万円以上を稼ぎだす動画編集者もいるので、本当に夢があるお仕事になります。
どうやったら、未経験からでも動画編集者として将来的に年収1,000万円以上を稼ぐことができるのか?
あなたが今から副業から初めて、将来的には独立して年収1,000万円以上稼ぐためのロードマップを大公開したいと思います。
まだ遅くない!動画編集を学ぶべき3つの理由
動画編集の業界については様々なことが言われています。
なぜ今からでも動画編集を学ぶべきなのでしょうか?その理由は大きく分けて3つです。
ロードマップを公開する前に、あなたがこれから参入する業界のことについて詳しく知ってほしいと思います。
動画市場は今後も拡大傾向にある
動画広告の市場規模は2019年からみると2023年までには約2倍以上になると予想されています。これはものすごい成長率です。
このようにデータからわかるように、動画広告の案件は今後も増えていくことが予想されています。
動画広告市場に大企業の参入が増えることは間違いなしです。テレビ広告に広告を流すよりも、インターネット広告や、TVer(ティーバー)などのビデオオンデマンド広告に広告を流す方がより効果が見込めるためです。
※インターネット広告の魅力は20代など年齢を制限して広告を出せる。テレビはすべての世代に広告を流すため、関係ない方に多く配信されてしまうのがデメリット。
5Gの普及により今後も動画市場が拡大していく
5Gとはわかりやすくいうと、動画の通信速度が速くなることです。
どのくらいの速さかというと、映画をダウンロードするのに4Gだと5分かかるところを、5Gだとわずか3秒で完了します。
この通信速度の高速化により、インターネットのコンテンツが今後ますます動画中心へとなっていくので動画編集の需要も高まっていくと予想されます。
国内YouTuber市場も成長している
皆さんも実感していると思いますが、テレビを観る時間よりも動画を観る時間の方が長くなってきていますよね。
それもそのはずで、国内YouTuberの市場も伸び続けています。2017年から2022年を比べると2.6倍もの成長をしています。
また、人気YouTuberや新しくYouTubeを始める人が今後も増え続けていくと言われています。
2023年に入って、YouTuberが稼げなくなったという話を聞いたことがある人が増えたのではないでしょうか?
今後、広告収益から稼ぐことは難しくなりますが、多くの企業が動画を活用したマーケティングにチャレンジしますので、動画編集者はますます必要になります。
商品紹介動画など、企業が求めるようなクオリティーの動画編集者が必要とされるのは間違いなしです。
動画編集の仕事がなくなると言われている2つの理由
動画市場が今後も伸び続けいくという理由について解説してきましたが、なかにはネガティブに考えている人もいます。
- 「動画編集を始める人も増えすぎて仕事がなくなってしまうのではないか?」
- 「動画編集のスキルはAIに奪われていくのではないか?」
といった疑問や不安をもつ人もいるのではないでしょうか。
これから動画編集を始める人にとってはかなり気になる部分ですよね。ですが安心してください。2つの懸念事項もあなたが心配するような事態にはならないです。
動画編集者が増えすぎて飽和してしまう?
結論から言うと、これからは本物が生き残る時代になります。先ほども説明しましたが、動画市場は今後も伸びていくと予想されています。
動画市場は急激に伸びた業界なのでまだまだ編集者が足りない状態です。2023年の今だからこそ参入するなら今がチャンスになります。
今後は編集スキルだけではなく動画のマーケティングやディレクションをする能力も求められます。
言われたことだけをやるのではなく、提案できる人がこれからは重宝される時代がやってくれと思います。
ただ動画編集を出来ればよいのではなく「動画編集」✖「○○」を組み合わせて提案できる人が、より活躍できる市場になります。あなた自身の組み合わせる○○を考えてみてください。
特に思いつかない人は、まずは動画編集の勉強だけに集中して取り組めば大丈夫です。
動画編集の仕事がAIにとって代わる可能性は?
動画編集の仕事がAIにとって代わる可能性はあります。すでに動画編集ソフトのPremier Proには、自動で精度の高いテロップ入力のできる機能が付いています。
今後さらに編集ソフトも進化していくので、誰にでもできるテロップ入れや動画のカットといった単純な作業はAIに代わっていくでしょう。しかし、人間にしかできない編集技術は残り続ける可能性が高いです。
例えば、動画の雰囲気に合ったテロップやBGMを入れられるといった人間にしか出せない「センス」の部分がより重要になってきます。
AIにはできるけど、人間にしかできないものは何か?時短できる部分はAIに任せて、人間にしか出来ないスキルを磨いていくことが今後ますます重要になります。
フリーランスの動画編集者のの案件獲得から年収1,000万円を超えるためのロードマップを大公開
動画編集を仕事にしてお金を稼ぐためのステップは3つです。
- ①スキルを身に着ける→②クラウドソーシングに登録→③身に着けたスキルに基づいて案件を獲得する
動画編集スキルの習得までにかかる時間は約1ヶ月〜3ヶ月程度かかると言われています。時間でいうと最低でも150時間です。平均的には250時間以上かかる場合もありますので、スキル獲得のための学習効率を考える必要があります。
会社員時代、動画編集とプログラミングを同時に勉強し始めました。
— シゲル@動画編集ディレクター&5桁ブロガー (@proglancer) June 15, 2022
3か月後
✅動画編集:初案件獲得
✅プログラミング:仕事獲れる気がせず挫折
短い勉強時間で早く結果が出やすいのは動画編集の大きな魅力😌勉強時間を確保しづらい副業勢には特におすすめです。#動画編集 #動画編集者と繋がりたい
その後に、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスに登録し、実際に案件を獲得できれば副業でもフリーランスでもお仕事を開始することが可能です。
本当に簡単なステップを書いているのですが、スキル獲得、そしてクラウドソーシングに登録したものの仕事を取れないという事態が起こる可能性が高いです。このような事態にならないためにも、この記事では戦略面もこれから余すことなく解説していきます。
ステップ①フリーランスとして独立するために動画編集スキルの身に着け方
まずは動画編集の基礎的なスキルを身につけることがスタートです。スキルの獲得方法としては2つあります。
- YouTubeなどで独学で学ぶ
- 動画編集スクールに入会してスキルを身につける
一般的には上記の2つの方法で身に着けることが可能です。それぞれメリット・デメリットが存在していますので、それぞれの良い点・悪い点について解説していきます。
動画編集スキルを独学で身に着けるメリット
YouTubeは回り道をしながら進んでいくイメージですが、スクールではまっすぐ目的地へ進んでいくイメージです。好みに分かれると思うのでご自身の合う方法を見つけてみてください。
より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
独学のメリットやデメリットについて解説しています。
【失敗談も有り】動画編集スクールは無駄・やめとけと言われる理由とは?社会人におすすめな選び方とスクールを紹介!
ステップ②クラウドソーシングサイトに登録する
次にクラウドソーシングサイトに登録することです。クラウドソーシングサイトとはインターネットを通して仕事の受発注ができるサイトのことを言います。
有名で案件も多いのが
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
などがあります。すべて登録料は無料です。
動画編集の基礎的なスキルが身に付いたら、3つのサイトに登録して営業活動をしていきましょう。
ステップ③身につけたスキルで案件を獲得する
案件に応募していくとわかりますが、初めのうちは実績もないためほとんど仕事を取ることができません。10通応募して1つ通るか通らないかです。
「10回打席に立って1回ヒットが打てればいいか」くらいの気持ちでいる方が良いでしょう。
- 最初の難関!案件獲得の確率をグッと上げるには?
実績のない動画編集者が案件を取れるようになるためには、ポートフォリオを作っておくのがオススメです。
ポートフォリオとは自分の作品のことです。動画編集者であれば編集した動画になります。
また、YouTubeチャンネルを開設しておくのも良いかもしれません。
ポートフォリオやYouTubeチャンネルは、技術力を伝えるあなたの名刺代わりになります。ぜひ作っておきましょう。
まとめ
動画市場は今後もますます伸びていき、高いスキルを持った動画編集者は重宝され続けるでしょう。
副業などで継続的にスキルを磨いていけばフリーランスとして独立することも難しくありません。時間や場所に捉われない生活も実現できます。
パソコンがあればすぐにでも始めることができるので、少しでも動画編集が気になっているのなら始めてみてはいかがでしょうか。