この記事でわかること
- 動画編集の副業が稼げないと言われている理由
- 動画編集の副業で稼げている人の特徴
- 副業で月3万円稼げるまでの時間
- 副業で動画編集を始める人が最低限持つもの
「副業で動画編集を始めたいけど、もう稼げないのかな」
「副業の動画編集で稼げるにはどのくらいかかるんだろう」
副業として大人気の動画編集。これから始めようと思っても「もう遅いのかな?」なんて思ってしまいますよね。
そこで今回は、動画編集の副業が稼げないと言われている理由について解説していきます。
この記事を最後まで読めば、動画編集の副業で稼いでいく具体的なイメージがつかめることですぐに行動できるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
動画編集の副業が稼げないと言われてしまう理由
動画編集の副業が稼げないと言われている理由は何なのでしょうか。
大きく分けて3つあります。
- 「動画編集者になりたい」という人が増えた
- 動画編集者の実力不足が目立ってきた
- コミュニケーション能力が足りない
具体的に解説していきます。
①「動画編集者になりたい」という人が増えた
一番大きな理由として挙げられるのが、動画編集者を目指す人が増えたからでしょう。
2020年頃のYouTube市場が盛り上がっていた時期に、有名なインフルエンサーの方が「今後は動画編集が稼げる」と言っているのを聞いて始める方が増えてきました。
また、動画編集をするために必要な道具も安くなり、誰でも出来るようになったのも一つの理由です。
今は編集ソフトであれば、月々7000円前後で契約できて簡単にインストール出来ます。
パソコンも軽くてスペックが高いものが増えました。
価格も10〜15万円あれば手に入れられます。
②動画編集者の実力不足が目立ってきた
動画編集者が増えたことにより、初心者の動画編集者が案件に応募するようになりました。
しかし、実際フタを開けてみると、テロップの誤字脱字があったり編集点が乱れていたりする人が増えてきたのです。
実力不足の動画編集者の応募が増えたことにより、クライアント側も単価を上げてしまい、経験者ばかりが採用される状況になりました。
つまり、一部の実力のある動画編集者だけが稼げるようになっていったのです。
③コミニュケーション能力が足りない
同時にコミュニケーション能力が低い動画編集者も増加。
主に以下のような人が多いようです。
- 急に連絡が取れなくなる
- 納期に遅れる
- 連絡が遅い
本業もありきの副業なので、急な連絡や定期的に連絡をするのは大変でしょう。
しかし、クライアントワークにおいてコミュニケーションは非常に大事です。
すぐに対応できないときなどは「帰ったら確認します」と送っておくだけでも印象は違います。
動画編集の副業で稼げている人の3つの特徴
ここまでは動画編集が稼げないと言われるようになってしまった理由について解説してきました。
では、動画編集で稼げている人にはどんな特徴があるのでしょうか。
ポイントは3つです。
- 常にスキルを磨き続けている
- コミュニケーション能力が高い
- クライアントの意図を汲み取る編集をする
3つ解説していきます。
特徴①常にスキルを磨き続けている
常に動画編集のスキルを磨き続けている人は稼ぎ続けられます。
動画の世界は進化が激しい世界です。
新しい技術や流行によって求められるスキルが変わってきます。
情報を収集し、いち早く新しい技術を習得していけば、動画編集者としての幅が広がっていくので稼いでいきやすいでしょう。
スキルを磨き続けるには動画への情熱が大切です。
新しいスキルを身につけたいと思う向上心や情熱がなければ、技術の習得や情報収集は辛い作業。
「動画が好き」という気持ちがあることでスキルを磨き続けていけるでしょう。
特徴②コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高いのも稼げている人の特徴です。
具体的には以下のような人はクライアントから重宝されるでしょう。
- 自ら提案する
- 早急な連絡をする
- 定期的に連絡する
仕事に対して積極的に向き合っている人は、評価も高いです。
稼ぎ続けるには、スキルがあることはもちろんですが、人間性も非常に重要になります。
特徴③クライアントの意図を汲み取る編集をする
クライアントがどのような編集を求めているのかを汲み取る力も非常に重要です。
ヒアリングを受けて、動画のテイストや雰囲気をイメージして作っていく力が大事になります。
クライアントが動画編集を外注する場合、社内には動画編集に詳しい人が少ないでしょう。
ですので、「わからないことはクライアントに聞けばいいか」という姿勢ですと、継続的にお仕事をいただくのは難しくなります。
「どんな動画編集を求められているのか」を意識して編集ができる人は稼ぎ続けられるでしょう。
副業で月3万円!稼げるようになるまでにかかる時間はどのくらいかかるのか
動画編集で稼げている人の特徴について解説しました。
では、実際に副業で稼げるようになるまでにはどのくらいの時間がかかるのかを考えていきます。
今回は副業で月3万円を想定して計算していきますね。
月3万円稼げるようになれば、5万円もすぐそこです。
ですので、ぜひ参考にしてみてください。
動画編集初心者の平均単価は3000〜5000円
初心者の動画編集者の平均単価は、1本3000〜5000円です。
作業をする目安はこのようになっています。
- 3000円なら10本
- 5000円なら6本
動画編集は1本作るのに、約5時間程度はかかってしまいます。(最初の頃は10時間以上かかる可能性も)
月3万円までに必要な1日の時間は5〜6時間
1本あたり5時間で計算すると、平日2時間で休日5時間確保すれば、1週間で4本、1ヶ月で16本作れるので、月3万円は副業でも可能ですね。
仕事終わりの作業や休日を利用してまで働くのは大変ですよね。
しかし、副業は割ける時間が少ないぶん、スキマ時間や工夫が必要になってきます。
- ショートカットキーを覚える
- テンプレートを活用
- テロップ入力などは外注する
以上のように、うまく効率化すれば編集が早くできるので、ぜひ活用してみてください。
副業で動画編集をするために最低限必要なもの
動画編集で月3万円稼げるようになるまでにかかる時間を解説してきました。
ここからは副業の動画編集をするために最低限必要なものをピックアップしたのでぜひ参考にしてみてください。
必要なもの①:パソコン
まずは、動画編集用のパソコンが必要になります。
TikTokやInstagramもリールのような短い動画であればスマホでもできますが、YouTubeの動画編集など容量の大きいデータを取り扱う場合は、パソコンが良いでしょう。
オススメのスペックは以下です。
- CPU:intel core i7第6世代以降
- メモリ:16GB
- ストレージ:500GB以上(SSD推奨)
- グラフィックボード:GTX1,650以上
メモリは動画編集の動作に影響するので最低でも16GBは必要でしょう。
「まだパソコンを持っていなくて何を選べばいいかわからない」という方は
以下の記事を参考にしてみてください。
詳しく解説しています。
【動画編集】YouTubeの動画編集に必要なパソコンのスペックはどのくらいなのか
必要なもの②:編集ソフト
次に、編集ソフトをパソコンに導入しましょう。
オススメはAdobeのPremiere Proです。
理由は2つあります。
- クライアントから指定される
- ユーザーが多い
クラウドソーシングサイトなどで応募するときに編集ソフトを指定されますが、ほとんどがPremiere Proです。
クライアントが指定している編集ソフトを普段から使い慣れている方がスムーズに案件をこなせます。
Premiere Proがオススメのもう一つの理由は、ユーザーが多い点です。
ユーザーが多いので、困ったときの解決策がインターネット上にたくさんあります。
初心者の方は編集についてすぐ聞けるような環境にいるのが少ないと思うので、ネット上に情報が多いのは助かりますよね。
必要なもの③:インターネット環境
最後はインターネット環境です。
既にお使いの回線に不満がなければ、特に変更する必要はありません。
これから回線を契約される方にオススメしたいのがNURO光です。
総合的に評価も高く、回線に問題が起きたりアップロードに時間がかかったりしないからです。
Wi-Fiに関しては、できれば無制限Wi-Fiがオススメです。
理由は、動画編集は容量が大きいうえにクライアントとデータを何度かやり取りをする必要があります。
無制限Wi-Fiならデータ量を気にせず使えるので、スムーズにやり取りができるでしょう。
動画編集を始めて月3万円の副収入を目指しましょう
最後にまとめます。
- 動画編集を始めた人が増えたり編集者のスキル不足が目立ってしまったりしているから
- 常に学び続けていたりコミュニケーション能力が高い編集者は稼ぎ続けられる
- 月3万円なら副業でも可能。作業を効率化すればさらに増やせる
稼げていない動画編集者と稼げている動画編集者には大きな差があります。
陥りやすいポイントを抑えて正しく進んでいけば動画編集はまだまだ稼げるので、ぜひ挑戦してみてください。