Adobe Premiere Elements(アドビプレミアエレメンツ)は、動画編集の初心者にも取り組みやすい、入門者向けの編集ソフトウェアです。
この記事では、Adobe Premiere Elementsの機能や価格、デメリット、操作方法について、分かりやすく詳しく紹介します。
また、よく比べられるAdobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)との違いについても触れていきます。この内容を通じて、プレミアエレメンツに関する全ての情報を得ることができます。
Adobe Premiere Elements(アドビプレミアエレメンツ)の概要
- 価格:19,580円(公式サイトより)
- 対応OS:Mac・Windows
- 対象者:動画編集初心者や趣味で動画編集を楽しみたい方
- 公式サイト:Adobe Premiere Elements
Adobe Premiere Elementsは、Adobe社が提供する人気の動画編集ツールです。
Premiere Elementsの主な特長を5つ書いてみます。
- 初心者にも使いやすいインターフェース
- MacとWindowsの両方で利用可能
- Adobeの動画編集ソフト群の中で、一度の購入で永続的に使用できる唯一のソフト
- 趣味の動画編集に最適
- シンプルな操作で高品質な動画編集が実現
まだ、概要を説明しただけですので、全体像を把握しづらいと思いますが、ここからはより詳細に解説をしていきます。
Premiere ElementsとPremiere Proの主な違い
Adobeが提供する動画編集ソフトには以下のようなものがあります:
- Adobe Premiere Pro:使いやすさが特徴で、主にプロの仕事で使用される。
- Adobe After Effects:専門的なスキルが必要で、プロの仕事での使用が主。
これらは、プロフェッショナルな動画制作の現場でよく使われるソフトウェアです。デジハクでも2つを受講生には教えています。
それに対して、Adobe Premiere Elementsは、これらのソフトよりも手軽で、初心者にもアクセスしやすい「入門者向けのソフト」です。
ソフトウェア | 難易度 | 主な用途 |
---|---|---|
Premiere Elements | 非常に易しい | 趣味や個人的な利用 |
Premiere Pro | やや易しい | 仕事(主業や副業) |
After Effects | やかなり難しい | 仕事(主業や副業) |
プロの動画クリエイターは、Premiere ProやAfter Effectsを日常的に使用しています。
しかし、Premiere Elementsは動画編集未経験の方にとっても非常に触りやすいソフトとなっています。主に以下の2つの用途の方との相性が良いと思います。
- 「動画編集を専業として行うわけではない」
- 「趣味で動画編集を始めたい」
Adobe Premiere Elements(アドビプレミアエレメンツ)の価格について
最初に値段が19,580円と書きましたが、このセクションではプレミアエレメンツの価格情報を詳しく紹介します。
結構高いなと感じる方が多いのではないでしょうか? 具体的には、19,580円の一時的な支払いで、Adobe Premiere Elementsを永続的に利用することができます。
一方、Adobeの他の動画編集ツール、Adobe Premiere ProやAdobe After Effectsは、買い切りのオプションは提供されておらず、サブスクリプションベース(月額・年額制)での利用となります。
したがって、Adobeの動画編集ソフトを一括購入を希望する方は、現時点ではPremiere Elementsが唯一の選択肢です。
Adobe Premiere Elements(アドビプレミアエレメンツ)の機能紹介
「Adobe Premiere Elementsを使って何ができるのか?」という疑問を持つ方のために、このソフトの主な機能をご紹介します。
簡潔に言えば、Adobe Premiere Elementsは「動画編集の基本操作」をカバーしています。
具体的にAdobe Premiere Elementsで行える操作は以下の通りです。
- 動画の切り取り
- 切り取った動画の結合
- テロップ(字幕)の追加
- BGMや効果音の挿入
- 色の調整や変更
- モザイクの追加
- トランジションを用いたシーンの切り替え
- 動画のサイズ調整
- 画質の低い動画のクオリティアップ
Premiere Elementsは、カットやテロップの追加、モザイクの挿入などの基本的な動画編集機能から、画質向上のための機能まで、幅広く提供しています。
趣味や個人的な利用を目的とする場合、Adobe Premiere Elementsは非常に適しています。
Adobe Premiere Elements(アドビプレミアエレメンツ)の注意点
Adobe Premiere Elementsは初心者にも使いやすい動画編集ソフトとして知られていますが、一部の点で注意が必要です。主な注意点を次に解説していきます。
Premiere Elementsの注意点は主に4つです。
- 主に趣味の動画編集向けで、プロフェッショナルな用途には不適切(仕事では難しいかも)
- Adobe After Effectsとの直接的な連携が不可能
- 操作性は初心者向けであるため、プロの要求に応えるのは難しい(案件獲得して仕事するなら向いていない)
- 最新バージョンへのアップデートは無料ではなく、1万円以上の追加費用が必要
Premiere Elementsは趣味や個人利用を主眼としているため、プロの動画制作にはPremiere Proの使用が推奨されます。特に、After Effectsとの連携を考えている方はPremiere Proが適しています。
また、Premiere Elementsの操作性は初心者には理解しやすいものの、プロのニーズには十分応えられない場面もあるでしょう。
さらに、Premiere Elementsは一括購入型で、最新バージョンへの移行には追加のコストがかかります。これに対して、サブスクリプション型のPremiere Proでは、常に最新バージョンを利用することができます。
しかし、上記のデメリットを解決する手段があります。それが無料体験の30日間の利用です。
Premiere Elements 2023の無料トライアルについて
30日間の無料体験版の良い点は、クレジットカード情報は一切不要。すぐにダウンロードして利用開始できます。
ついつい、いつが契約日で更新日がいつなのか?クレジットカードの登録をしていると忘れて引き落としがされてしまったということが、皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
しかしそんな心配も「Premiere Elements 2023」は必要ありません。
全ての機能をフルに活用「この30日間の無料体験版」では、Premiere Elements 2023の全ての機能を存分に試せます。驚きのビデオやスライドショー、アニメーションの制作が可能です。
体験版終了後も簡単に購入可能で、無料体験期間が終了した後も、Premiere Elements内から直接ソフトを購入することができます。再ダウンロードの手間は不要です。
無料体験版のダウンロード手順
- リンクをクリックしてください。
- 既存のアカウントでログインするか、新しいAdobe IDを作成します。
- ご利用のOSと希望の言語を選択します。
- 「今すぐダウンロード」ボタンを押してください。 – クレジットカードの情報入力は不要です。
まとめ
これから本格的に動画編集をお仕事にするか?
副業で動画編集の興味はあるけど、まだ、実際に動画編集がどういうものかわかっていない。このような悩みを抱えている方は、「Premiere Elements 2023」の無料体験を試してみて、実際に動画編集と向き合ってみるのがおすすめです。
もし、本格的に動画編集を仕事にするのであれば、Adobe Premiere ProやAdobe After Effectsを導入するのを選択肢として考えるのもとても良い選択だと思います。