この記事でわかること
- Adobe以外でYouTubeに使われているソフトを知りたい
- Adobe以外で動画編集ができるソフトは?
- 動画編集を始めたいけどオススメのソフトを知りたい
この記事の目次
代表的なAdobe以外のソフト
Adobe以外のソフトはたくさんあります。 今回ご紹介するソフトは、実際の案件にも対応できるソフトを厳選しました。 無料で使えるソフトもあるので、お試しでぜひ使ってみてください。Final Cut Pro (ファイナルカットプロ)
まずはじめに解説するのは、Final Cut Pro です。 Final Cut ProはMac専用の動画編集ソフトになります。 Final Cut Proの特徴は使いやすい操作性です。 マグネティックタイムラインといって、カットした動画のスキマを自動で埋めてくれたりアニメーションを簡単に出せるプラグインがあったりします。 プラグインとは、編集機能を増やせるアプリのようなものです。デジハク編集長
動画編集初心者の方でもすぐに使えるようになるのがFinal Cut Proの魅力の1つです。
PowerDirector(パワーディレクター)
Powerdirectorは、映像関連の大手ソフトウェアメーカーのCyberLink社が開発した動画編集ソフトです。 Powerdirectorも非常に使いやすくて人気のあるソフトです。 編集画面がわかりやすい設計になっていたりトランジションやタイトルの動画素材が準備されていたりするので、初心者の方でも使いやすいソフトでしょう。- トランジションとは、動画の場面を切り替えるときに行う演出のことです。
ゆっくりムービーメーカー
ゆっくりムービーメーカーとは、「ゆっくり動画」を作るために必要な機能が全て詰まった動画編集のソフトです。 ゆっくり動画とは、アニメーションのキャラクターがさまざまなジャンルの解説や紹介などを行う動画のことです。 このようなキャラクターが動画で話しているのを観たことはありませんか?引用:ニコニコニュースORIGINAL「https://originalnews.nico/280583」
合成音声による棒読み感や霊夢と魔理沙と呼ばれるキャラクターの掛け合いが面白くて今YouTubeで人気を集めています。 このゆっくり動画を作るには、ゆっくりムービーメーカーというソフトが必要です。 ソフト内で文字を入力すれば、以下が動画に追加され口パクのアニメーションも自動的に設定できます。- キャラクター
- 音声
- 字幕
動画編集の案件でPremiere Proが多く使われている理由
ここまでは、Adobe以外でお仕事で使える動画編集のソフトを解説しました。 しかし、実際は多くのお仕事でPrmiere Proが使われています。 ここからは、Premiere Proがお仕事で使われている理由について解説します。Adobe Creative Cloudがある
Adobe Creative Cloudとは、Premiere Proだけでなく、PhotoshopやIllustrator、AfterEffectsといった動画編集に必要なソフトをまとめて使えるプランです。 動画編集のお仕事をしていると、画像を加工したりイラストを追加したりする必要があります。 Adobe Creative Cloudに加入していれば、それらの機能があるソフトをすべて使えるのでお得です。デジハク編集長
動画編集のお仕事をしていくとPremiere Proを利用することが多いです。
他の編集ソフトとの連携が楽
先ほども説明したように、Adobe Creative Cloudを使用していれば、PhotoshopやIllustratorが使えます。 そして、それらのソフトは同じAdobe商品なので互換性が非常に良く連携がしやすいです。パソコンを選ばずにデータの共有がしやすい
データの共有がしやすいというのも人気の理由の一つです。 Premiere Proは、MacでもWindowsどちらでもデータを共有できます。 動画編集のお仕事をしていると、クライアントと動画データを共有したり修正したりするやり取りがあります。 そのときにパソコンの種類を選ばないというのは、クライアントからすると使いやすいのです。 また、動画編集者を募集するときは、クライアントからソフトを指定されることがほとんどですが、その中で一番多いソフトはPremiere Proです。 もし、本格的にお仕事として動画編集を行っていくなら、Premiere Proを使えるようにしておくのが良いのではないでしょうか。Final Cut ProやPower directorのお仕事は少ない?
ここまで読んでいただいた方は「じゃあFinal Cut ProとPowerdirectorは使わなくてもいいか」と思われているかもしれないですが、そんなことはありません。 たしかに動画編集のお仕事はPremiere Proに比べると少ないのは事実です。 しかし、動画編集者の中には、Macユーザーの方が多いのでFinal Cut Proでの編集をお願いするお仕事はあります。 Power directorも案件数は少ないですが、無料で使えるのでテロップ入れやカット編集のみの初心者向けのお仕事が多いです。- 「動画編集を今後も続けるかわからない」
- 「まずは無料で使えるソフトで小さい実績を作りたい」
今YouTubeで人気の案件を狙うならゆっくりムービーメーカー
最近の傾向としては、ゆっくり動画と2chのスレッドを紹介する動画が流行っています。 2chのスレッド紹介動画とは、2chで話題になったスレッドの内容を動画で紹介・解説するチャンネルのことです。 これらの動画は、ゆっくりムービーメーカーで作成されています。デジハク編集長
もしこれから動画編集で稼いでいきたいと考えているならゆっくりムービーメーカーの技術を覚えくというのも良いのではないでしょうか。
Adobe以外で動画編集ができるソフトのまとめ
最後にまとめます。- Adobe以外で動画編集の仕事で使われているソフトはFinal Cut Pro・Powerdirector・ゆっくりムービーメーカー
- 案件の多さやクライアントが使いやすいのはPremiere Pro
- 今人気の案件を狙うならゆっくりムービーメーカー