案件を獲得できるかはポートフォリオが重要になりますが、なかなか選考を通過できないと「ポートフォリオの質が悪いのではないか」と悩まれる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、採用率が上がるポートフォリオの作り方について解説していきます。
最後まで読めば、採用率を上がるポートフォリオの作り方を経験者だけでなく、未経験者の方にも伝わる内容になっているはずです。
ポートフォリオの作り方に悩んでいる方には参考になるので、ぜひ最後までご覧ください。
動画のポートフォリオ(自己紹介動画)とは
ポートフォリオとは、自分が制作した作品や実績を知ってもらうためのプレゼン資料のようなものです。
あなたの自己紹介をしたり編集スキルを証明したりするための動画になり、クライアントが採用を検討する際の判断材料になります。
そのため、副業やフリーランスとして動画編集者の仕事をしていく方にとっては必要不可欠です。
ポートフォーリオを作る時の種類
ポートフォリオを作成する方法は一つではありません。
主にWeb媒体、PDF媒体、紙媒体の三つの方法があります。
それぞれに利点や特徴があるため、目的や状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
Web媒体
Web媒体を利用したポートフォリオ作成は、特にデジタル分野におけるクリエイターに推奨されます。
今日、インターネットは広く普及しているため、Webポートフォリオはアクセスしやすい最大の特徴を持っています。
自身が作成したウェブサイトやアプリケーションのデモを直接見せたり、動画や画像を動かしながら説明できる点が大きな魅力です。
しかし、これを作成するにはドメインの設定やサーバーの管理など、少なくない技術的知識が必要になります。
また、作品の更新がしやすいのもWebポートフォリオの利点の一つです。
この方法では、あなたの技術力を直接、迫力ある形で見せつけることができます。
PDF媒体
PDFポートフォリオは、紙ポートフォリオとWebポートフォリオの間を取る形で、多くの職種で適用可能な万能型です。
メール添付やオンラインアップロードを通じて簡単に共有できるため、地理的な制限を受けません。
PDFは広く使用されているフォーマットのため、受け取り手が特別なソフトウェアを持っていなくても開くことができるでしょう。
ポイントとしては、画像やテキストなどのコンテンツを効果的に配置するデザインスキルと、ファイルサイズを適切に保つ圧縮技術が求められます。
データが重すぎず、しかし品質を損なわないバランスを見つけることが大切です。
PDFポートフォリオは、特に正式な応募資料として求められることが多いため、一つは準備しておくと良いでしょう。
紙媒体
紙ポートフォリオはクラシックな手法ですが、今でも多くの場面で有効です。
面接時にその場で見せられる即時性が魅力で、ネット環境やデバイスに依存しないため安定したアピールが可能です。
紙ポートフォリオの作成には、完成されたプロジェクトの画像や説明をきれいに印刷し、クリアファイルや冊子としてまとめる作業が必要になります。
また、紙質やデザインにもこだわり、自分の感性や職業的アイデンティティを表現することができます。
準備には手間がかかりますが、個性をアピールしやすいという大きなメリットがあります。
ポートフォリオの作りに必須な項目!
ポートフォリオを作成する際には、自分のプロフェッショナルな一面をしっかりと伝えることが大切です。
ここでは自己紹介や作品紹介、得意なスキルや将来のビジョン、そしてどのように仕事を進めているかなどのポイントが必須項目として挙げられます。
これらをしっかりと記載することで、面接官に対して自分の能力や特性、仕事に対する熱意を効果的に伝えることができるでしょう。
自己紹介・プロフィール
自己紹介では、これまでの職務経験や特筆すべき実績、クリエイターとしてのこだわりや信念などを簡潔に紹介します。
- 名前
- キャッチコピー
- 経歴・趣味
- 対応可能な業務やスキル
- 使用可能シフト
- 稼働時間
- 連絡可能時間
また、個人の特性や環境から生まれた独自の視点やスキルなど、他者との違いを際立たせる情報も加えると良いでしょう。
これにより、ポートフォリオを見る人に自分がどのような人物か、何が得意で、どんな価値観を持って仕事に望んでいるのかを理解してもらえます。
それぞれのポイントについて、デジハクでは丁寧に具体例を出しながら知ることができます!
作品紹介
ポートフォリオに掲載する作品選びは非常に重要です。
選んだ作品は自分の技術的な能力、クリエイティブなセンス、そしてプロジェクトを推進する力を示すものとなります。
各作品について、作品のタイトル、制作年月、目的やターゲットユーザー、独自のコンセプトや制作過程での挑戦などを詳しく記述します。
また、チームで仕事をした場合は、自分の担当した部分や貢献した点を明確にすることも忘れないようにしましょう。
これにより、自分の技術的な能力だけでなく、チームで働く能力も伝えることができます。
得意の制作スタイル・スキル
ここでは、特に得意としている制作スタイルやスキルについて紹介します。
例えば、Webデザイン、イラストレーション、プログラミング言語などの専門的な技術です。
それぞれのスキルに関しては、使用歴や習得のために努力した内容なども併せて記載しましょう。
また、どのような作業フローや工夫をして素早くクオリティの高い成果を出しているのかについても触れると良いでしょう。
自分自身のスキルアップのためにどのような努力をしているのかを、具体的なエピソードと共に紹介することで、継続的に成長しようとする姿勢もアピールできます。
将来のビジョン
将来のビジョンでは、自分がクリエイターとしてどのような未来を描いているのか、そのためにどのようなスキルを磨いていきたいのかについて語ります。
- 応募企業でどのような貢献ができるのか
- どのようなキャリアを積み重ねていきたいのか
なども触れると、面接官に自分がどのような人材であるか理解してもらいやすくなります。
未来に向かってどのように歩みたいのかといったビジョンを明確に持っていることは、非常にポジティブな印象を与えます。
仕事のスタイル・対応可能領域
最後に、普段の仕事の進め方やどのような領域で活躍できるのかを紹介します。
プロジェクトの初期段階から関わり、アイデア出しから実際のデザイン、コーディング、プロジェクト管理まで幅広く担当できるなど、自分の多様な才能や柔軟性を示すことができます。
また、困難な課題に直面した時の解決策や、チームメンバー間のコミュニケーションを取る方法についても説明すると、仕事を進める上での姿勢や倫理観をアピールすることができます。
デジハクではポートフォリオが完成した際に、添削をしてくれるサポートも充実しています。
「これで大丈夫かな?」と不安になった際にも、自信をもって営業できるポートフォリオを作り上げるまで一緒に行ってくれるため、安心です。
ポートフォリオを作る時のポイント
まず、初めにお伝えするのが、クライアントがお願いしたくなるポートフォリオの特徴です。
結論からいうと、依頼内容に近いクオリティの動画はクライアントの目にとまる可能性は高いです。
ポイントとして
- 応募する前からクライアントを観察しておく
- 誰にでも同じようなポートフォリオを送るのはNG
- 依頼内容に近い動画の案件に沿ったポートフォリオを作る
では、どのようにすれば依頼内容に近いポートフォリオが作れるのでしょうか。
ここからは、以下の3ステップで解説していきます。
- ステップ1.どんな作品を作るか明確にする
- ステップ2.方向性に合った動画の案件に応募する
- ステップ3.YouTubeにアップする
今回はYouTubeの動画をポートフォリオにするというのを想定をしています。
それぞれみていきましょう。
ポートフォリオの作り方の3ステップ
1.どんな作品を作るか明確にする
まずは、どんな作品を作りたいのか明確にする必要があります。
適当に編集した動画をクライアントに観せても採用されません。
- エンタメ系
- ビジネス系
- Vlog系
色々な種類があるので、どんな動画を作るのか明確にしましょう。
「何を作れば良いかわからない」という方は、案件の多い動画から考えてみてください。
最近では、「ゆっくり解説動画」や「2chのスレッドの紹介動画」が狙い目になります。
ゆっくり解説動画とは、霊夢と魔理沙と呼ばれるキャラクターが動画の内容を解説・紹介する動画です。
2chスレッドの紹介動画とは、2chのスレッドを解説する動画です。
2.方向性に合った動画の案件に応募する
作る動画を明確にしてそれに沿ったポートフォリオを作ったら、作品の方向性に合った動画の案件に応募します。
例えば、ビジネス系YouTubeのポートフォリオだったらビジネス系YouTubeの案件を募集していきます。
なぜなら、クライアントの意図に近い内容での動画編集ができるからです。
ビジネス系YouTubeの編集を求めている人にVlog系のポートフォリオだったら困りますよね。
あなたのポートフォリオの内容に近いか、目的に合っているかを確認して応募するのがおすすめです。
応募内容に近いほど採用率は上がるので、ぜひ探してみてください。
3.YouTubeにアップする
完成したポートフォリオはYouTubeにアップしましょう。
なぜYouTubeが良いのかというと、ワンクリックで動画を観にいけるからです。
動画ファイルだとダウンロードするのに時間がかかります。
そのため、クライアントはポートフォリオを観てくれない可能性も。
営業文と一緒に作成した動画を送るときはURLで送るのがおすすめです。
動画編集のポートフォリオを未経験者・学生が作るコツ
ここまではポートフォリオの作り方を3ステップで解説しました。
でも、「どんな動画を作っていいかわからない」と考えている方もいるのではないでしょうか。
特に動画編集未経験の方は、作りたい動画のイメージが湧かないかもしれません。
そんな方でも大丈夫です。
これからご紹介する方法であれば、ポートフォリオを作れます。
ぜひ参考にしてみてください。
YouTube動画を参考にする
まずは好きなYouTuberや、よく観ているYouTubeの動画を参考にして作るのがおすすめです。
YouTube動画を参考にすると、ポートフォリオが作れるだけではなく、実務での編集スキルがどのくらい必要なのかがわかるというメリットもあります。
初めはうまくいかないかもしれませんが、続けていくうちにあなたの編集スタイルも確立されていくので、ぜひ実践してみてください。
参考動画と同じような作品を作ってみる
クラウドソーシングサイトには、クライアントの応募文に参考動画として以下のようにURLが掲載されている場合があります。
引用:クラウドワークス
クライアントの過去の作品やそれに近い参考動画が掲載されています。
その動画を参考にポートフォリオを作ります。
なぜなら、参考動画の内容に近い動画をクライアントは求めているからです。
ポートフォリオを作ったことがなかったり掲載できる実績がなかったりしたら、動画を1本作ってプレゼントする方法がおすすめです。
ポートフォリオの素材はどうすればいいのか?
次に、動画の素材の手に入れ方を解説します。
方法は2つあります。
- 自撮りをする
- フリー素材を使用する
それぞれみていきましょう。
自撮りをする
1つめは自分自身で素材を撮る方法です。
手間はかかりますが、リアルな編集スキルがわかるのでクライアントからすると評価がしやすいです。
フリー素材を組み合わせて動画を提出しても、カットした部分がわからない場合があります。
そのため、自撮りに抵抗がない方は挑戦してみてください。
フリー素材を利用する
動画や音声には著作権があります。
ポートフォリオで素材を使用する場合は商用利用可能なものを選びましょう。
- 画像
- テロップ
- フレーム
- BGM
- SE(効果音)
- 音声素材
少なくともこれらのフリー素材は集めておきましょう。
動画編集のポートフォリオ作りの注意点とコツ
ポートフォリオを作成するにあたって気を付けることをお話していきます。
コツを掴みんで作成していくことで、確実に案件獲得に繋げましょう!
ターゲットを決める
ターゲットを意識することで「ターゲットのニーズ」を明確に把握することができます。
「的外れなポートフォリオを提出してしまった…」ということにならないように、クライアントの求める動画のテイストを事前に調べておきましょう!
ターゲットによっては、ポートフォリオのテイストを変えて作成する必要もあります。
今後案件を受ける際にも幅広いポートフォリオを用意しておくことで慌てずに対応することができますよ。
著作権や守秘義務に注意
動画編集のポートフォリオに動画や実績を入れる場合には
- 著作権
- 守秘義務
に注意する必要があります。
受注した案件によっては、企業の決まりとして「タイトル名」や「案件名」を公開しない決まりになっていることもあります。
事前にポートフォリオに公開することが可能か、クライアント側に確認しておくことが大切です。
顔出し・本名で信頼性を高める
動画編集の仕事を副業としていて、本業にバレたくない場合には匿名・顔出しなしでも大丈夫です!
しかし、ポートフォリオ上に本名や顔出しをして行うことで一気に信頼性が大きくなります。
クライアント側も信用性のある人に仕事を発注したいものですよね!
他の動画編集者との差をつけるためにも、まずは信憑性を高めるために自分についてオープンになってみてはいかがでしょうか。
案件のジャンルやニーズに合わせた動画の準備
ポートフォリオのジャンルで悩んだ際には
- 応募する案件のジャンルに近い動画
- 市場でニーズが高そうな動画
上記のことを基盤として作成していきます。
理由としては、クライアント側が実際に「この人に案件を発注したい!」と思えるようなイメージが持てるためです。
案件の受注率が高くなるように準備する動画のジャンルは選びましょう!
完コピはNG
動画のポートフォリオでの他人の作品の完コピはNGです。
使用するエフェクトや動画の流れを参考にして取り入れることは可能ですが、丸パクリはトラブルに発展する可能性があります。
またクライアントに対しても誠実でなく、信頼性が失われてしまうため絶対に行ってはいけません。
「過去に作成した案件をポートフォリオに載せたい」と思った場合にも、使用可否の確認をした方が確実です。
以前は良かったが、今はNGということも十分に考えられるため、リスクを背負わないように事前に確認をしましょう!
動画編集者がおすすめするポートフォリオサイト
ポートフォリオを簡単に作るためには、下記のツールを使うことをおすすめします。
- foriio
- ペライチ
- Notion
それぞれの特徴について、一つ一つ紹介していきます。
デジハクでは登録方法や実際にサイトを使用してのポートフォリオの作成方法も解説しています。
foriio
画像引用:foriio
foriioの特徴を一つ一つ見ていきましょう。
アップロードするだけで簡単に作品を公開できる
完成したデータをそのままアップロードすることができます。
時間のない人には特におすすめの機能です。
対応できるファイル形式が豊富
foriioは様々なファイル形式でのアップロードが可能です。
下記の種類になります。
- 画像・またはファイル
- 動画
- WEB
- 音源
- 3Dモデル
他のクリエイターと繋がることができる
foriioには写真、動画、イラストなどの幅広いクリエイターがいます。
- 作品にタグを付ける機能がある
- SNSへの連携もしやすい機能がある
そのため、繋がりを広げることで案件を獲得できるきっかけを作ることができます。
ペライチ
画像引用:ペライチ
ペライチの特徴を一つ一つ見ていきましょう。
簡単な市宇佐でページ作成できる
- デザインを選ぶ
- 内容を作る
- 公開する
上記の手順を行うだけですぐにポートフォリオを制作することができるため、初心者の方にも最適です。
テンプレートが豊富にある
400種類ものテンプレートがあるため、この中から本格的なデザインを選ぶこともできます。
慣れていない段階でデザインに力を入れるのは大変だと思います。
そんな時に活用できるとても便利な機能です。
個別相談がオンラインで可能
ペライチでは、使い方や概要についてオンラインで相談することができます。
個別に対応してくれる面談を60分予約することができるため、ページ作成に困った時にも心強い味方になってくれるでしょう。
Notion
画像引用:Notion
ここでは、Notionの特徴をそれぞれ紹介します。
情報を一括管理できる
Notionには、業務効率化できる機能が
- メモ
- タスク管理
- カレンダー
- 表計算
など一つのツールで管理することができます。
また、Notionはこれらの情報を共有することも簡単にできます。
自由度が固く幅広い用途に活用できる
目的に応じて機能を組み合わせることができます。
文字だけでなく、画像や動画も盛り込んで様々なタイプのものを作成することができるのです。
テンプレートを使って素早く作ることができる
コピーするだけで一からデザインすることなく、自分好みのポートフォリオを作成することができます。
様々な目的に合わせたテンプレートが用意されているため、初心者の方でも簡単に素早く作ることが可能に。
動画編集ポートフォリオのテンプレートやフォーマットを紹介!
ここでは、デジハクで実際にポートフォリオを作成した場合の例と自己紹介フォーマットをご紹介していきます。
自己紹介・プロフィール
キャッチコピーを入れることで特徴をアピールするチャンスになります!
ランサーズでは名前の下に記載される文言になります。
また、ポートフォリオサイトに掲載する際には
「ポートフォリオサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
動画編集をしている○○です。
クライアントに満足していただけるまで、最大限こだわりを持って制作をさせていただきます。」
などの一言を入れるのも良いでしょう。
作品紹介
ご自身の作品を貼付していきます。
ここでのサムネイル画像はとても重要です。
デジハクでは
- サムネイル画像の作り方
- 見本の画像の選び方
- 参考になる受講生の制作例
などについてもアドバイスがもらえるため、クライアントの目を引くサムネイル画像を作成することができます。
経歴・趣味・対応可能な業務
動画編集に関連がないご経歴でも問題ありません!
今までご経験されてきたお仕事の内容を記載しましょう。
どういったお仕事の経験があるかでお任せしたい仕事や人柄をクライアントがイメージしやすいでしょう。
使用可能ソフト・稼働時間・連絡可能時間・連絡先
稼働時間はなるべくたくさんの時間作業できると思ってもらえるように記載しましょう!
時間は偽らないようにしましょう。
ポートフォリオを簡単に作れるサービス3選
ここでは、使いやすさと機能性を兼ね備えた3つのサービス「MATCHBOX」「salon.io」「Strikingly」について紹介します。
MATCHBOX
画像引用:MATCHBOX
MATCHBOXは、2022年3月に大きくリニューアルされた無料のポートフォリオ作成サービスです。
「PARTY」というクリエイター集団と共同開発され、誰でも簡単にポートフォリオが完成することが最大の魅力。
- IllustratorやPhotoshopが使えない人
- コーディングの知識が浅い人
上記のような人でも、準備した画像やURLを使ってすぐにポートフォリオを作れます。
作品だけでなく、案件概要や役割、注目ポイントなど採用担当者が求める情報を含めることができるため、職務経歴書と合わせて充実した自己PRが可能です。
Web上だけでなく、PDF形式での出力も可能なので、様々なシチュエーションに対応できる点も魅力の一つです。
salon.io
画像引用:salon.io
salon.ioは、ドラッグ&ドロップ操作で簡単にポートフォリオサイトやWebサイトを作れるサービスです。
プログラミング知識は一切不要であり、登録も名前、メールアドレス、パスワードを入力するだけの簡単です。
無料プランでは3ページまでのサイト作成が可能で、150イメージまでアップロードできます。
より多くのコンテンツを公開したい方は、有料プランへの移行も検討してみてください。
HTMLやCSSを使ったカスタマイズも可能なので、自分だけのオリジナルサイトを作り上げる楽しみもあります。
時間が限られている中でも、効率良く魅力的なポートフォリオを作成したい方におすすめです。
Strikingly
画像引用:Strikingly
無料版もテンプレートが多く、充実していますが、有料版にすることで更にメリットがあります。
- カスタムドメインやパスワードのプロテクトに対応できる機能がある
- 他のデザイナーとの交流の場になる
上記のメリットがある一方で、デメリットとして「ドル換算」になる点が挙げられます。
為替レートによっては有料時にかかる料金に変動が起こります。
ポートフォリオ作りでの業種別のポイント
ポートフォリオを作る際は、自分の強みを際立たせ、視覚的にも魅力的なものにすることが大切です。
また、どのようなプロジェクトに関わったかだけでなく、その過程で解決した問題や得られた成果についてもしっかりと記述することがポイントです。
Webデザイナーのポートフォリオ
Webデザイナーのポートフォリオでは、デザインの多様性とクリエイティブな発想力を見せることが重要です。
各プロジェクトでの
- デザインの意図
- どのようにユーザーの問題を解決したかを示す
上記のことで、あなたの能力を証明できます。
また、レスポンシブデザインやUX/UIデザインの知識も、現代のWebデザインには不可欠です。
これらのスキルをポートフォリオで明確に示し、できれば実際のウェブサイトへのリンクを提供すると、より効果的です。
自分のスタイルを持っていることも大切ですが、異なるスタイルやテクニックを使いこなせる幅広さもアピールしましょう。
ライターのポートフォリオ
ライターのポートフォリオを作成する際は、文章力だけでなく、多様なジャンルに対応できる幅広い能力を示すことがポイントです。
提供できるサービスが明確になるよう、記事、ブログ、コピーライティング、小説など、いくつかのジャンルをカバーした作品を選びましょう。
それぞれの作品について、執筆の背景や目的、ターゲットとした読者層なども説明し、どのように読者の興味を引きつけ、保持したかを明確にすることが重要です。
また、SEO対策の知識やソーシャルメディアでの情報拡散経験も、今日のライターにとってプラスとなりますので、そのようなスキルがあればしっかりとアピールしましょう。
エンジニアのポートフォリオ
エンジニアのポートフォリオ作成には、技術的な能力の証明とともに、実際に携わったプロジェクトの詳細を具体的に記載することが求められます。
使用した技術や言語などの具体的な情報はもちろん、プロジェクトでの役割、対面した課題や、その解決策も詳細に述べることがポイントです。
また、GitHubなどのプラットフォームを通じて、ソースコードを公開することで、実際の成果物を見せることができるとさらに良いでしょう。
ポートフォリオ作りの参考になる例・動画クリエイター
動画編集クリエイターとしてポートフォリオを作成している方々を4名ご紹介していきます。
- 動画編集者ゆき
- iha midori.
- rom
- Tetsu.【office nico】
参考にすることで自身のポートフォリオ作成時に役立つことでしょう!
動画編集者ゆき
iha midori.
rom
Tetsu.【office nico】
効果的なポートフォリオを作って採用率を上げましょう
最後にまとめます。
- あなたの方向性に合ったポートフォリオを作りそれをYouTubeにアップする
- 方向性が決まらなかったら好きなYouTuberの動画などをマネして作る
- 参考動画に近い内容の動画をプレゼントする
- 動画の素材は自撮りかフリー素材を使う
- テンプレートが豊富なポートフォリオを作成サイトを利用する
- 参考になるクリエイターを見つける
ポートフォリオは動画編集者にとって名刺のようなものです。
今回ご紹介した方法を使ってポートフォリオを作り、ぜひ案件を獲得していただきたいです。
また、「提案文の書き方を知りたい」という方は以下の記事が参考になると思うので、ご覧いただければ幸いです。