これから動画編集を始める人の中には、iPadでの編集を検討している方がいるのではないでしょうか。 パソコンの使用に抵抗がある方でも、iPadを使えば動画編集を簡単にできます。 本記事では、iPadで使用できる動画編集アプリを解説します。 iPadで動画編集するときのアプリの選び方も解説しているので、参考にしてみてください。
- 「iPadで動画編集をしたい」
- 「iPadで動画編集する際のオススメアプリは?」
- 「iPadで動画編集をするときの注意点」
この記事の目次
iPadで動画編集・画像編集はできる?
結論からいうと、iPadでも動画編集や画像編集をすることは可能です。 iPadの性能はますます進化しており、今やパソコンに劣らないスペックとなっているからです。 Bluetoothのキーボードやマウスを使用すれば、パソコン同様に使用できます。 iPadであればパソコンより重くないので、持ち運びがしやすくカフェなどの外出先の作業にも向いています。![https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg)
デジハク編集長
「パソコンを使ったことがないけど動画編集をしてみたい」と考えている方にはiPadでの動画編集はオススメです。
【無料】iPadの動画編集におすすめなアプリ
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/laptop-2589420_640.jpg)
- iMovie
- Power Director
- Quick
- Inshot
- Adobe premiere Rush
【初心者におすすめ】iMovie
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-25-16.54.06.png)
【スマホでも編集できる】Power Director
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-04-16-11.57.06.png)
【SNSで共有できる】Quick
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-25-16.50.06.png)
- トリミング
- BGM挿入
- テキスト挿入
【iPadとPCどちらでも使用可】Inshot
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-25-16.47.37.png)
![https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg)
デジハク編集長
ただ、長尺の動画編集をすると、動作が不安定になることがあるので短尺動画を編集するときに使用するのがいいでしょう。
【簡単に編集できる】Adobe Premiere Rush
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-25-16.44.49.png)
iPadの動画編集におすすめのスペック
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/marek-levak-GNVxujZ_CxU-unsplash.jpg)
画面サイズは11インチ以上
画面サイズは11インチ以上がいいでしょう。 iPadで編集をする場合、画面をタップして操作することが多く、画面が小さいと操作に不便を感じるため、大きいサイズがオススメです。![https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg)
デジハク編集長
小さいサイズで作業する場合は、Bluetoothのキーボードを使用するのもひとつの方法です。
CPUはA12Bionic以上
CPUはiPadの動作に影響するため、A12Bionicという大きい容量がオススメです。 CPUが低いと読み込みに時間がかかり、編集作業が進まなくなってしまいます。 動画編集用のiPadを選ぶ際は、CPUを確認してから購入しましょう。ストレージ(容量)は256GB以上
ストレージは、容量の大きさを表しています。 動画データの容量は非常に重いので、256GB以上は必要です。 容量の小さいiPadだと、動画データをダウンロードできないという事態に陥ってしまいます。 どうしても費用面で難しい方は、外付けのストレージを使用する方法もあるので検討してみてください。iPadでYouTubeにアップする動画編集のやり方
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/名称未設定のデザイン-2023-01-24T164751.375.jpg)
1. アプリを起動
iPadで使用するアプリを起動します。 PowerDirectorの場合は「新規プロジェクト」を作成します。 画面比率はYouTubeであれば16:9を選びましょう!2.動画を選ぶ
編集したい動画を選びます。 撮影時にたくさん撮っていた場合には、最初に動画を厳選しておくことがおすすめです。3.BGMの挿入
音楽を挿入していきます。- iPad内に保存されている音楽を使う
- Shutterstck の音楽を使う
4.トランジションの追加
カットとカットのつなぎ目や、場面転換の切り替えを自然に見せるためのトランジションを付けていきます。![https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg)
デジハク編集長
動画編集アプリそれぞれのスペックや特徴があるため、使いやすいものを見つけてください!
5.不要な部分をトリミング
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/名称未設定のデザイン-2023-01-24T172913.852.jpg)
6.文字入れなど装飾していく
文字入れをしたい箇所に、再生ヘッドを移動させ、使いたいテキストのスタイルなどを選びます。 文字入れできる場面になった際に下記のデザインができます。- フォント
- 色
- 大きさ
- 位置
7.出力する
動画編集を終えた際に忘れてはいけないのが「出力」 特別な作業はありませんが、出力することを忘れてしまうと今までの編集がなかったことに…。 忘れずに行ってくださいね!iPadで動画編集できるアプリの選び方
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/phone-292994_640.jpg)
- どのような目的で編集するのか
- 無料アプリ?有料アプリ?どっちを選ぶべきか
- 素材やフォントの種類を確認する
- SNSとの連携は可能か
どのような目的で編集するのか
動画編集の目的に合ったアプリを選ぶ必要があります。- TikTokやInstagramのリールのような短尺動画を編集したいのか
- YouTubeに載せるような比較的長い動画を編集するのか
無料のアプリか有料のアプリか
iPadで使用するアプリをダウンロードする前に確認することがあります。- 無料
- 有料
素材やフォントの種類を確認する
iPadは、PCのように好きなフォントをインストールすることが難しい場合が多いです。 そのため、動画編集アプリに最初から入っているフォントを使用することになります。 予めどのようなフォントがあるのか、確認しておくことが大切です!![https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg)
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フォントの種類の中でも日本語のフォントの種類が多いか、チェック必須ですよ!
SNSとの連携は可能か
投稿する動画サイトとの連携はできるのか調べておくのがオススメです。 編集したiPadからSNSに投稿することで、動画をアップロードする手間が減らせます。 また、SNS連携できるアプリだと、投稿するプラットフォームの動画フォーマットに対応していることも多いです。 ただし、すべてのアプリにSNSが連携できるとは限らないので、投稿するSNSと連携できるかを確認しておくといいでしょう。iPadで動画編集をするメリット・デメリット
YouTuberの「こにたく」さんも投稿している通り、iPadで動画編集をする際には、メリットとデメリットがあります。
- どこでも気軽にすぐに編集できる
- PCと比べて操作がしやすい
- 大容量の映像編集はできない
- 細かい編集作業は難しい
どこでも気軽にすぐに編集できる
iPadにはカメラが搭載されているので、そのまま撮った映像を編集できるのがiPadを使用するメリットです。 パソコンの場合、取り込む時間がかかります。 さらに、iPadはパソコンよりも軽くて持ち運びがしやすいので外での撮影にも向いているでしょう。 そのまま外出先でも編集できますし、メインで使用している方はスキマ時間を使って編集作業ができます。PCと比べて操作がしやすい
iPadはパソコンと比べて操作がしやすいです。![https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/09/man_04-300x300.jpg)
デジハク編集長
キーボード操作に慣れていない人でも直感的に操作できるため、初心者の方でも不安なく動画編集ができるでしょう。
大容量の映像編集はできない
![](https://digital-hacks.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/名称未設定のデザイン-2023-01-24T173640.993.jpg)
細かい編集作業は難しい
iPadは、直感的に操作ができる反面、細かい編集作業は難しいです。 たとえば、ショートカットキーを使った時短編集や、カットする範囲を選択して一気に削除するような動作には向いていません。 時短編集をするには、Bluetoothのキーボードを使用する必要があります。 外出先でのちょっとした作業や、個人の趣味で編集をする場合はiPadで問題ないでしょう。iPadで動画編集を始めよう
最後にまとめです。- iPadでも動画編集はできる
- スペックの高いiPadを選ぼう
- PCと比べて作業しづらい場合もある
- 目的に合ったアプリを選ぶ