この記事でわかること
- Pinterestがどんなサービスか知りたい
- Pinterestを使ってみたい
- Pinterestで自分の作品を掲載したい
近年、SNSの中でも人気を集めているPinterestを知っていますか?
日本でも少しずつ利用者が増えていますが、まだどのように使っていいかわからない方も多いかと思います。
そこで本記事では、Pinterestの特徴や使い方を解説します。
また、記事の後半ではクリエイターがPinterestをマーケティングや営業として活用する方法も解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Pinterest(ピンタレスト)の特徴とは?
米Pinterestが発表した2020年度の業績によると、Pinterestは世界の月間アクティブユーザー数が4億4,000万人に達する勢いのあるSNSです。(参考:REUTERS|米ピンタレスト、第4四半期売上高が予想上回る 広告事業好調)
Pinterestは、WebサイトやPinterestのアプリ上にある画像や動画を「ボード」という形で集めておくことができるSNSです。
また、自分が作った作品も投稿できるサービスとしても活用されています。
ボードは、ユーザーが画像や動画を整理してコレクションしたり保存したりするために活用しています。
ボードは、以下のようにそれぞれカテゴリー分けできます。
- 欲しいもの
- 行きたい場所
- 食べ物
そして、カテゴリー分けしたボードは他のユーザーも見ることができ、そこからコミュニケーションにつながることも。
画像や動画は、さまざまなジャンルが投稿されています。
基本的にPinterestは、画像を保存して集めていくのが主な使い方です。
Pinterest(ピンタレスト)の始める方法と使い方を解説
まずはPinterestの基本的な始め方から解説します。
- サイトにアクセス
- メールアドレスまたはFacebookアカウント、Google、LINEアカウントで登録
- 性別や言語・国の設定
- 自分の興味や関心があるフィードにカスタマイズ(トピックを5件選択)
- 登録完了
上記のように簡単なステップで登録することができます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.サイトにアクセス
まず、Pinterestのサイトにアクセスしましょう。
2.メールアドレスまたはFacebookアカウントやGoogle、LINEアカウントで登録
メールアドレスまたはFacebookアカウント、Google、LINEアカウントで登録します。
サイトの右上にある無料登録を押すと、メールアドレスとパスワード・年齢を設定する画面に変わります。
3.性別や言語・国の設定
ユーザー名とパスワード・年齢を入力したら、性別や使用言語などの基本設定をします。
4.フィードをカスタマイズ
基本設定が済んだら、漫画や風景などのカテゴリーの選択ができるので、興味や関心のあるジャンルを選んでください。
選んだカテゴリーに沿ってホームフィードがカスタマイズされます。
機械学習によって、Pinterestを使えば使うほどあなたの好みに沿った投稿を表示してくれます。
5.登録完了
あなたのアカウント名が右上に表示されていれば、登録完了です。
よく使われるPinterest(ピンタレスト)の機能を紹介!
ここからは、Pinterestで使われている機能を解説します。
ピン(Pin)
ピン(Pin)とは、Web上にある画像をPinterestのボードに保存できる機能のことです。
例えば、インターネットを閲覧しているときにちょっと気になった食べ物や場所を保存して後からゆっくり見たり友人と共有できたりします。
あなたが好きなものや気になっているものを集めたオリジナルのボードを作れるということです。
リピン(Repin)
リピンとは、Pinterest上にある画像を自分のボードに保存できる機能のことです。
ピンは外部サイト画像を保存できるのに対して、リピンはPinterest上の画像を保存できるという違いがあります。
ボード
ボードは先ほども説明しましたが、画像や動画を保存できる場所です。
ボードは3種類用意されています。
グループボード
他のユーザーと共有できるボードです。
他のユーザーも参加者として追加すると、同じボードに画像を保存できます。
シークレットボード
シークレットボードは、ボードの所有者と招待した人だけが見れるボードです。
プロジェクトチームで画像の共有をしたいときに便利な機能です。
シークレットボードで保存しても、ホームフィードや検索結果には表示されません。
サブボード
サブボードは、ボード内をトピック別に整理したいときに使うと便利なボード機能です。
サブボードは、時系列順や新しい順などの順番に合わせて並べ替えができます。
検索機能
Pinterestには、検索機能があります。
あなたの興味や関心のあるキーワードを入力すると画像を発見できます。
画像や動画は、ユーザーや検索した時期によっても変わってくるため、あなただけのお気に入りを見つけられます。
関連ピン機能
気になったピンをクリックすると、クリックしたピンに関連したピンを表示する機能です。
フォロー機能
ユーザーをフォローできる機能もPinterestにはあります。
あなたと興味や関心が近いユーザーをフォローすると画像や動画を見ることができます。
Pinterestのフォロー機能は、アカウントではなく、ボードをフォローすることができるのが他のSNSとの大きな違いです。
クリエイターがPinterestを最大限活用する方法とは?
Pinterestを利用したいと考えている方の中には、デザイナーや動画編集者といったクリエイターの方がいるでしょう。
そのような方がPinterestを最大限活用できる方法を解説します。
ピンタレストでおしゃれなアイデアをストックする
Pinterestを使えば、モチーフにしたい画像を保存して後で見返すことが可能です。
ボードやピン機能で情報収集して、集めた画像やチームで共有したい画像などをストックできるからです。
Pinterestのユーザー数は4億人を超えています。
検索機能を上手に使ってリサーチすれば、クリエイターにとっては宝の山です。
マーケティングとしてポートフォリオのように活用する
Pinterestをマーケティングの一つとして活用することもできます。
Pinterestは他のユーザーにピンされると、他のユーザーの目に触れる機会が増えます。
そうすることで、あなたの作品が拡散されていきます。
Pinterestへ投稿することが認知のきっかけになるかもしれません。
また、 Pinterestのユーザーは情報収集や画像を保存するために利用している方が多いです。
あなたの作品をPinterestに掲載しても、嫌な宣伝感を出さずにアピールすることができます。
情報を発信したい人と情報が欲しい人がうまくつながるサービスなため、マーケティング活用に向いているSNSです。
また、ユーザーを巻き込んだコンテンツ作成も可能です。
グループボード機能で複数のユーザーでボードを共有し、グループボードを投稿するファンコミュニティを形成できます。
さらに、分析ツールも備わっています。
アクセスしたユーザーやクリック率も確認できるので、マーケティングが実践できます。
利用には法人登録が必要ですが、データを元に運営できるため、マーケティングに向いています。
Pinterestを幅広く使ってみましょう!
Pinterestの特徴や使用方法を解説しました。
Pinterestの使い方のポイントは以下です。
- Pinterestは画像や動画を収集できるSNS
- ボードやピン機能を使って気になる画像を集められる
- クリエイターはモチーフを集めたりマーケティングに活用できたりする
お気に入りの画像やアイデア収集・作品のマーケティング活動としても活用できるPinterest。
ビジュアルが重視されているSNSなため、文章に苦手意識がある方でも始められるのではないでしょうか。
もし、気になったらPinterestのサイトを覗いてみてください。