この記事でわかること
- ホームページ作成をするときに必要なもの
- ドメインとサーバーは無料がいいのか有料がいいのか
- ホームページ作成をするツール
ホームページ制作を始めてみようと思っても作成方法がたくさんあり、どこから手をつけていいかわからないですよね。
そこで本記事では、ホームページ作成の際に必要になるものを解説します。
何を準備すればいいのか、どのツールを使えばいいのかがわかるだけでなく、簡単に作れる方法も解説しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
ホームページ制作に必要なものとは?
ホームページ制作に必要なものは、2つあります。
- サーバー
- ドメイン
以上の2つがあることで、ホームページはインターネット上で見ることができます。
それぞれの特徴を解説します。
サーバーとは
ホームページを表示するには、サーバーが必要です。
サーバーとは、ホームページのデータを管理する場所です。
サーバーにホームページのデータがあることで、「〇〇 おすすめ」のようにインターネットで検索されたときに、ホームページ内に「〇〇 おすすめ」の記事があると検索サイトに表示されます。
ホームページを家にたとえるなら、サーバーは土地のようなものです。
おすすめ情報を置ける家(ホームページ)を管理しているのがサーバーの役割です。
ドメインとは
ユーザーから表示を求められたサーバーから、特定のデータを見つけるために必要になるのがドメインです。
ドメインとはホームページにある「http://www.○○.com」のようなURLのことを指します。
ホームページに特定のドメインがあることで、サーバーからデータを見つけてもらえるのです。
ドメインはホームページの住所の役割をしています。
サーバーはどこで手に入れるのが一番いい?
ここからはサーバーを獲得する方法について解説します。
サーバーには無料と有料があり、オススメは有料のレンタルサーバーです。
ここからはそれぞれのレンタルサーバーの特徴を解説し、なぜ有料のサーバーがいいのかを解説します。
無料のレンタルサーバーを使用する
無料のレンタルサーバーは、費用をかけずにドメインを取得できます。
しかし無料のレンタルサーバーには、デメリットがあります。
それは無料のレンタルサーバーは、容量が制限されていることです。

そのため、ホームページのコンテンツの量も制限されてしまいます。
有料のレンタルサーバーがおすすめ
無料のレンタルサーバーも素晴らしいですが、オススメは有料のレンタルサーバーを使用することです。
有料のレンタルサーバーは、無料と違いコンテンツの制限もありません。
さらに表示速度が速く、閲覧しやすかったりサポートが充実していたりします。
本格的にホームページを運用したい方は、有料のレンタルサーバーがオススメです。
ドメインのおすすめは?無料と有料の特徴
ドメインには無料と有料があり、おすすめは有料ドメインです。
ここからは無料ドメインの特徴と有料ドメインの特徴を解説していきます。
無料ドメインはサービス名が入っている
無料のドメインサービスはサーバー会社や、ホームページ制作会社の名前が入っています。
「http://www.○○.com」の〇〇の部分に、会社の名前が入っているということです。
これは独自ドメインではないので、サーバーを変更することがあった際に使用できなくなる可能性があります。

コンテンツを継続的に提供し続けるのであれば、無料ドメインはあまりオススメできません。
有料の独自ドメインがおすすめ
有料の独自ドメインにすることで、「http://www.○○.com」の〇〇の部分に、自社名や好きな文字を入力できます。
独自ドメインにすることには、以下のメリットがあります。
- 検索エンジンに評価されやすい
- 信頼を得られる
- セキュリティ面で安全
ドメインは会社のホームページとしての信頼性やセキュリティに大きく影響します。
独自ドメインは他の誰かが取得していると、獲得できないので「ドメイン名はこれがいい」と考えている方は、早めに購入しましょう。
サーバーを契約すると無料ドメインがついてくることもある
独自ドメインはサーバー契約をすると、無料でひとつ利用できることがあります。
たとえばコノハウィングという有料のレンタルサーバー会社は、契約すると無料で独自ドメインがひとつ使用できます。
本来ならサーバー代とドメイン代の2つの値段がかかってしまいますが、サーバー代のみで済むのでお得です。
他の有料レンタルサーバー会社でも、このようなサービスを提供している場合があるので、確認してみてください。
ホームページ作成方法を5つ紹介
サーバーとドメインを取得したならば、実際にホームページを作っていきます。
ホームページを作る方法は主に5つあります。
- 無料ソフトを使用する
- 有料ソフトを使用する
- 専門業者に依頼する
- 自作する
- WordPressなどのHTMLやCMSを利用する
それぞれ具体的に解説しましょう。
1.無料ソフトを使用する
ひとつめは無料ツールやフリーソフトを使用する方法です。
無料ソフトのホームページはお金をかけずに作れますが、機能やサポートが少ない場合もあります。
またツールやソフトのサービスが終了した場合、ドメインの移行ができずにホームページが使えなくなるので注意しましょう。
2.有料ソフトを購入する
有料ソフトを購入し、ホームページを作ることもできます。
有料ソフトは無料ソフトと比べても、サポートや安全面で充実しています。
デメリットはソフトを導入する際の費用が高いことで、約5,000円〜20,000円はかかるでしょう。

さらに有料ソフトの場合、マークアップ言語と呼ばれるコードの知識が必要なので初心者の方はむずかしいでしょう。
3.専門業者に依頼する
専門業者に依頼するのもひとつの方法です。
費用はかかりますが、時間や手間を省きたい方にはおすすめです。
しかし制作会社との打ち合わせをしっかり行わないと、イメージしていたホームページとは違うものができてしまいます。
ホームページを作る目的やデザインの印象を議論したうえで、依頼するのをおすすめします。
4.HTMLを使用して自作する
HTMLやCSSといったホームページを作るのに必要なコードを書ける方は、自作してみてもいいでしょう。
ホームページの設計やデザインを自分でできるので、自由度が高くなります。
ただしマークアップ言語の専門知識が必要なので、スキルがない方は一から学ぶ必要があります。
今後もコードの知識を深めたいと考えている方にはおすすめの方法です。
5.WordPressなどのCMSを利用する(おすすめ)
CMSとはContents Management Systemの略のことです。
テンプレートに必要なテキスト入力や画像を登録しておくことで、簡単にホームページが作成できます。
複雑なコード入力は不要なので、初心者の方にもオススメです。
CMSを使用したい方は、WordPressがいいでしょう!
ホームページ制作を自分でするならWordPress
これからホームページを作成する方は、WordPressをオススメします。
WordPressのオススメポイントは以下です。
- デザインテンプレートが豊富
- ネット上に解決策がたくさんある
- プラグインを導入して機能を拡張できる
それぞれ具体的に解説していきます。
デザインテンプレートが豊富
WordPressには、「テーマ」と呼ばれるデザインのテンプレートがたくさんあります。
テーマを登録すると、誰でも簡単に見やすくて綺麗なホームページが作れます。
デザイン性やサポート面を考えれば、圧倒的に有料テーマがおすすめです。
値段は10,000円〜30,000円くらいです。
ネット上に解決策がたくさんある
WordPressは利用者が多いので、インターネット上に解決策があります。
WordPressのインストール方法から、作成後の設定手順まで調べると出てきます。

最近は、YouTubeなどの動画サイトにもWordPressのトラブルシューティングがあるので、文章が苦手な方は動画で情報を拾うのもおすすめです!
プラグインを導入して機能を拡張できる
プラグインと呼ばれる拡張機能を使用すれば、自由にホームページをカスタマイズできます。
プラグインはお問い合わせフォームの設置などの利便性を上げてくれるだけでなく、セキュリティの強化もできます。
Googleにホームページの存在を伝えるためのツールもあるので、ホームページを作成したあとは必要なプラグインを導入しましょう。
必要なプラグインの説明は「ヒトデブログ」というブログですべて解説してくれています。
プラグインを入れすぎてしまうと、サイトが重くなる原因にもなるので必要最低限のものを入れておきましょう。
ホームページ作成する時の手順とポイント
おすすめドメインなどのお話をしてきましたが、ここからはホームページを作成する際に必要になるポイントを確認しましょう。
自分で作る際にはWordPressがとても便利です。
- 目的を決める
- 構造を設定する
- 画像や文章のコンテンツを用意する
- レンタルサーバーを契約する
- ドメインを取得する
- WordPressを設定する
- SEO対策をする
上記のポイントを踏まえて、準備しておきましょう。
一つ一つ具体的に見ていきます!
①目的を決める
まずは「なぜ、このホームページを作るのか」というコンセプトを明確にしておく必要があります。
例えば、「知名度を上げたい」「売り上げを上げたい」など。

目的によって、ホームページの作成や運営の仕方が異なるためブレないコンセプトを定めましょう!
②構造を設定する
ユーザーに分かりやすく、大量の情報を届けるためには構造が大切になります。
ホームページは、トップページからそれぞれのコンテンツに内部リンクが配置してあることでアクセスするたびに詳細な情報を得ることができるようになっています。
WordPressでは、テーマを選び設定することで自動的に構造を設定することができる機能もあります!
③画像や文章のコンテンツを用意する
必要な画像やテキストを用意します。
ホームページは、視覚情報が一瞬で捉えられる画像がとても重要な役割を果たします!
ユーザーに分かりやすく見やすいものを表現していきましょう。

著作権に注意して選ぶ必要があります!
④レンタルサーバーを契約する
インターネットでアクセスするためには専用な場所が必要になります。
ホームページを表示するためのサーバーは、ホームページのデータを管理する場所なため、安全に快適に使用できるものを選びましょう。
⑤ドメインを取得する
ユーザーから表示を求められたサーバーから、特定のデータを見つけるために必要になるのがドメインです。
ホームページを作成するためには必要不可欠であるため、安心かつ快適に作成できるようにドメイン取扱業者に申し込みをして取得しましょう。
⑥WordPressを設定する
WordPressをインストールした後、様々な情報を設定する必要があります。
以前は作業内容が複雑であり、時間がかかっていたものですが、改良され最近は簡単に設定することができるようになっています。

機能が便利な分、大量なため難しく感じることもあると思いますが、慣れるととても快適に使用することができます!
⑦SEO対策をする
SEOとは「検索エンジン最適化」を意味します。
検索結果で上位表示されやすくなるように対策したり、Webサイトにアクセスくを集める手法のことを言います。
「WordPressはSEOに強い」と言われていますが、WordPressを使用しているだけでは大きな効果を期待することはできません。
SEOの基本知識や分析ツールを活用しながら、効果の検証を重ねていくことも大切になるでしょう。
ホームページを作り、ユーザーに商品をアピールしよう
ホームページを作ることで、今までサービスを購入できなかった方に情報や商品を届けることができます。
会社の売上にも大きくかかわるので、ぜひ作るのをオススメします。
この記事のまとめ
- ホームページにはサーバーとドメインが必要
- サーバーとドメインは有料がオススメ
- ホームページを作るときはWordPressがオススメ
- ホームページ作りの手順