この記事でわかること
- 動画編集の受注方法
- 応募の際に気をつけること
- 継続案件を獲得するコツ
- 独学で稼ぐためには動画編集スクールがおすすめな理由
- 月20万稼ぐために知っておきたいこと
初心者の方のなかには「動画編集の案件を受注するのは大変」だと思ってはいませんか?
たしかに、実績やスキルがない状態からの案件獲得は大変です。
そこで本記事では、動画編集の案件をすぐに受注できる方法を6つ解説します。
ここで紹介している方法を試していけば、初心者の方でも継続的に仕事を獲得できるので月20万円も可能です。
ぜひ最後まで読んでみてください。
動画編集で稼ぐためのロードマップ
動画編集で稼ぐためのロードマップとして簡単に説明していきます。
- 作業に必要なものを用意する
- 動画編集について学ぶ
- 実際に作成してみる
- 営業をして仕事を獲得する
これらを一つ一つクリアしていくことで、動画編集者として稼いでいくことができます。
下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者が動画編集の案件を受注する6つの方法
初心者の方は「どこから仕事を受注すればいいかわからない」と考えている方もいるでしょう。
そこでここからは、初心者の方でも比較的簡単に仕事が取れる方法を紹介します。
1.クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で仕事を発注したり受注したりできるサービスのことです。
有名なクラウドソーシングサイトは以下のとおりです。
どのクラウドソーシングサイトも動画編集の案件は豊富なので、初心者にはオススメです。
下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2.求人サイトやエージェントを活用する
求人サイトやエージェントを活用するのもオススメです。
なぜなら高単価な案件が多く掲載されているからです。
ただ実務経験が求められていることも多いので、初心者には応募できる求人が少ないというデメリットもあります。

まずは着実に経験を積んでいけば案件を受注でき、クラウドソーシングサイトなどで実績を作ってから応募してみてください。
オススメの求人サイトやエージェントは以下のとおりです。
クラウドテックは、高単価な動画編集や動画制作の案件が豊富にあるサイトです。
Geeklyとワークポートは動画制作の案件や転職に強い求人サイト。
エージェントが面接や書類選考の対策をしてくれるので心強いです。
3.企業に直営業する
動画制作会社や映像会社のお問合せフォームから提案文を送る方法もあります。
応募が通る可能性は低いですが、直営業は比較的単価が高くなりやすいです。
なぜならクラウドソーシングサイトなどと違い、手数料がかからないからです。
直営業を成功させるには、実績を作る必要があるので初心者にはむずかしく感じるでしょう。

クラウドソーシングサイトで着実に実績を積めば、少しずつ企業からの連絡も増えてくるので、ぜひチャレンジしてみてください。
4.SNSを活用する
TwitterなどのSNSにも動画編集を募集しているクライアントがいます。
「動画編集 募集」と検索をかけると、企業や個人の方が必要要件を書いて投稿しているので、そこにメッセージを送りましょう。
SNSから獲得した案件も手数料がかからないので、クラウドソーシングサイトに比べると単価は高くなりがちです。
SNS応募に切り替えて収入を上げた動画編集者は多くいます。
5.オンラインコミュニティを活用する
オンラインコミュニティとは、Facebookなどのオンライン上のグループに参加し、同じ価値観や考えを持つ仲間と交流をするコミュニティです。
オンラインコミュニティによっては、仕事を受発注できる仕組みが整っています。
とくに動画編集者が集まるオンラインコミュニティには、案件をたくさん抱えている方がいるので、仕事を回してくれることがあります。
オンラインコミュニティには同じ価値観を持っている方も多くいるので、楽しく働ける点もメリットの一つです。
6.友人や知人の紹介
友人や知人に普段から「動画編集をやっている」と伝えていると、ふとしたタイミングで仕事を依頼されることも。
よくあるものとして
- ウェディングムービーの依頼
- お店のPR動画の依頼
などがあるでしょう。
良い評判が増えると他のクライアントを紹介してもらえることもあるので、動画編集をやっていることを伝えておきましょう。
【初心者必見】案件に応募する際に気をつけること
初心者の方が案件に応募するときに気をつけることは以下のとおりです。
- 応募文を読み込む
- 伝わる提案文を書く
募集段階で失敗してしまっている方は多いので、ここを抑えるだけでも採用率はグッと上がります。
ぜひ参考にしてください。
応募文を読み込む
提案文を送る前にクライアントの応募文をしっかりと読むことが大切です。
1度だけでは文章を読み飛ばしてしまう可能性があるので、複数回は読むのがおすすめです。
残念ながらクラウドソーシングサイトなどで募集をすると、応募文をほとんど読まずに提案してくる方がいます。
そのため何度も読んでから提案文を書く方は、他の動画編集者と差別化できるので応募を通過できる可能性が上がります。
相手に採用するメリットが伝わる提案文を書く
クライアントが何を求めているのかを理解し、動画編集者として価値提供できることを提案文で伝えましょう。
また募集文を読んで、クライアントの事業に共感したことを伝えるのも大切です。
クライアントも事業に共感する方と働きたいと思っているからです。
嘘はよくないですが、本当に「やってみたい」という気持ちがあればその思いを伝えてみましょう。
初心者でも案件を受注するコツ
初心者でも案件受注ができるコツを紹介します。
スキルや実績も大切ですが、見せ方を工夫することで初心者も多くの案件受注ができるので、ぜひ参考にしてください。
ポートフォリオを作る
ポートフォリオとは、過去に作った動画編集の作品をまとめたものです。
ブログなどのWebサイト上にまとめておくことで、クライアントも確認しやすいですし応募する際に都度ポートフォリオを作る手間も省けます。
ポートフォリオには、以下の内容を載せておきましょう。
- 自己紹介
- 過去の作品
- スキル
動画編集者として何ができて何をやってきたのかを明確に伝えることで、クライアントはあなたを採用しやすくなります。
実績を作る
ポートフォリオを充実させる意味でも実績を作ることは大切です。
自分が過去に制作に携わった企業の名称や仕事内容を記載しておくと、クライアントもお願いしやすいです。
インフルエンサーとの仕事経験や、大手企業との制作経験があれば積極的に記載しておきましょう。
とはいえ、大きな実績は必要ありません。

どんな小さな仕事でも動画制作に関わった経験があれば立派な実績なので、自信を持ってポートフォリオに記載しましょう。
他者評価を高める
クライアントからの評価や一緒に仕事をした人からの評価を高め、「この人とは仕事をしやすい」と思ってもらえることは大切です。
たとえばクラウドソーシングサイトにはクライアントからの評価がプロフィールページに表示されます。
納品した制作物のクオリティや、クライアントとのコミュニケーションを通じて評価されるので、クライアントからの評価が下がってしまうと、仕事を依頼しづらい人だと思われてしまいます。
成果物の品質やクライアントとのやり取りには気をつけましょう。
一つのジャンルに特化する
ひとつのジャンルに特化した動画編集者になることも仕事を受注するコツです。
「Vlog専門の動画編集者です」や「切り抜きの動画編集をやっています」と言えると、クライアントも発注しやすいでしょう。
また専門領域で実績を増やすこともできるので、次の仕事につながりやすいです。
効果的に仕事を受注するには、特化したジャンルでの動画編集者になってみてはいかがですか?
SNSで発信する
SNSで動画編集に関する学びやアウトプットを発信し続けることで、クライアントの目に留まり仕事の受注につながるケースがあります。
「初心者だから作品に自信がない」と考えるかもしれませんが心配はいりません。
スキルが上がるまでのプロセスを発信することも価値があります。

もちろんスキルは重要ですが、クライアントによっては動画編集に対するコミット力や諦めないで続ける姿勢を大事にする方もいます。
初心者だからこその発信を続けて、案件受注につなげましょう。
継続案件を獲得する方法
継続案件につなげることは、収入やクライアントからの評価を上げる意味でも大切です。
しかし、失敗を繰り返してしまうと1度きりで契約を終了されてしまうことも。
そこで初心者でも継続案件につながりやすくなるためのコツを紹介します。
ケアレスミスを減らす
テロップの誤字脱字や、音声のズレなどの初歩的なミスを減らすようにしましょう。
明らかに動画編集者のミスだとわかる内容を納品してしまうと、クライアントからの信頼を失い、次回の発注にはつながりません。
最終確認を徹底したりクライアントと方向性の齟齬がないかを定期的に確認したりして、リスク管理をしておくのが大切です。
過度に失敗を恐れる必要はありませんが、ケアレスミスには気をつけておきましょう。
ヒアリングをする
クライアントにヒアリングをして、困りごとや解決したい問題を聞いておくのがおすすめです。
クライアントの中では実はアニメーション作成をしたいと考えていたり、1ヶ月に作成する本数を増やしたいと思っていたりします。
そのようなときに「お力になれます」と伝えることで、既存クライアントから他の案件を紹介してもらえることもあります。
自分のスキルで対応できないときは他の動画編集者を紹介することで、あなたがディレクションの立場に周り、単価が上がることも。

定期的にクライアントにヒアリングをして、困っていることはないか確認しておきましょう。
納期を守る
納期を守ることは基本的なことであり、1番大切なことです。
納期を破ってしまうと発注している方に迷惑をかけるだけでなく、その先のクライアントにも多大な損失を加えてしまいます。
時間管理に自信がない場合は、Googleカレンダーや時間管理アプリを使用してスケジュールを管理するのがおすすめです。
動画編集を独学で習得したい人のおすすめはスクール!
「動画編集を副業にしたい」と思っている方は、独学でも無料教材と有料教材のそれぞれをどのように使用していくかがポイントになります。
有料教材としては
- オンライン講座
- スクール
上記の2つの手段があります。
効率的にしっかりとした知識を身に付けるためには、スクールがおすすめです。
理由として
- 分からない時にすぐに聞けるサポート体制が整っている
- ポートフォリオの作り方
- 提案分の書き方
- 営業スキルも教えてくれる
フリーランスの働き方についてのサポートをしてくれることもあります。
動画編集で月20万稼ぐために知っておきたいこと
「動画編集でもなんとなく稼げそうだけど…」とまだ不安に思っている疑問について、一つ一つ答えていきます。
月20万稼ぐための作業時間は?
単純に1本あたりの単価が3000円として、編集時間を4時間と仮定して計算すると68本制作することが必要になります。
272時間の作業時間をかけることになるため、低単価な案件であると現実的ではないでしょう。
実績を積んで単価を上げていくことで1本1万円単位の案件をもらえるようになった場合には、月20本程度制作することで月20万円を稼ぐことができます。
上記の状況までもっていくことができれば、月80時間程度で達成することができると言えます。

長期的に考えて挑戦を続けていくことで、実現させていけるのでしょう。
独学でも稼げるようになる?
独学でも活躍しているYouTuberやクリエイターの方も多くいます。
独学であっても無料教材を有料教材をうまく活用して、スキルを高めていくことができます。
独学の難しさは、自己のスキルアップ以上に営業スキルの獲得です。
自分で案件を獲得することができないと稼ぎに繋がりません。

営業のサポート体制もある「動画編集スクール」と利用することをおすすめします!
未経験で初心者の勉強期間はどれくらい必要?
独学での勉強方法にもよりますが、動画編集スキルの獲得は大体150~250時間程度です。
具体的にどのようなスキルを身に付ける必要があるのか、下記の記事に詳しく書いています。
ぜひ参考になさってください。
初心者でも動画編集の案件は受注できる!
「動画編集の案件受注はむずかしい」と考えている方もいるでしょう。
しかし、今回紹介した内容を実践すれば比較的すぐに案件を受注できます。
もちろん継続的なスキルアップは欠かせないので、学び続ける姿勢を持ちつつ、積極的に案件に応募してみてください。
この記事のまとめ
- まずはクラウドソーシングサイトで仕事を受注する
- 徐々に直営業やオンラインコミュニティを活用していく
- スキルを磨きつつ基本的なミスを防ぎ継続案件につなげる