政府が力を入れているリスキリングですが、実は何か裏側があるのではないか?知らないと損をすることがあるのではないか?
そう感じている人もいらっしゃるかもしれません。今回はリスキリングについて絶対に知らなければならない真実と、好きを仕事にするために必要なことについてまとめていきます。
リスキリングの真実とは?
はじめに1つの動画をご紹介させていただきました。
「自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング」の著者である、後藤宗明さんがリスキリングについて詳しく解説している動画です。
リスキリングという言葉を最近よく聞くようになりましたが、具体的に何を指すのか、理解が曖昧な方も多いのではないでしょうか?動画の中では、リスキリングについての基本から実施方法まで詳しく解説していきます。
ですが、1時間の動画は長いので次の文章を読んでみてください。5分くらいでリスキリングを知らない状態から、知っている状態になること間違いなしです。
リスキリングとは?リカレント教育との違いとは?
リスキリングについて理解するために、まずはリカレント教育との違いを説明します。
- リカレント教育:仕事と学習のサイクルを繰り返す生涯学習です。知識や技術のバージョンアップが目的で、職業と関係ない学びも含まれます。学習は個人の興味関心から始まり、大学や大学院などの教育機関が主体。
- リスキリング:テクノロジーの進化やデジタル化によって生まれた新しい仕事に就くための学習です。企業や国が主導し、勤務時間中にオンライン講座を受講する形が一般的です。

リカレントは繰り返すという意味をあります!仕事と学習を繰り返すので、極端な例だと仕事を辞めて大学に入り直すのがリカレント教育です。
リスキリングに必要な7つの能力
リスキリングを上手に進めるためには、以下の7つの能力が必要になります。
新しいことをインプットして覚えることはとても大変ですし、特にITに触れてきていなかった方がITを1から覚えるとなるととても大変なことは明らかです。
だからこそ、リスキリングに必要な能力という形で解説をしています。
- 未来志向の考え方:未来に向けて現状を変える姿勢が大切です。自分にとっての価値を見つけ、効果を最大化しましょう。
- 変化への適応力:自分を変化させ、社会の変化に適応しましょう。デジタル機器を積極的に使ってみることが一歩です。
- キャリアオーナーシップ:自分のキャリアを自分で作ることです。自分のキャリアを高めるためにどうすればいいか考え、行動しましょう。
- 学習能力:自分で学習計画を立て、知識や技術を習得できる能力が重要です。学習戦略を立てて取り組み、学習能力を高めましょう
- 継続力:リスキリングは通常業務と並行して行うことが多いため、継続できる姿勢が重要です。自分なりに工夫して取り組みましょう。
- ストレス耐性:知らないことやわからないことに立ち向かっていくストレス耐性も必要です。困難な状況にも耐え、前進しましょう。
- 目標達成能力:リスキリングは長期間の取り組みであるため、目標を最後までやり遂げる能力が大切です。
特に「ストレス耐性」と「継続力」はキーワードになります。
興味があるからやってみたけど、想像以上に難しいという状況は容易に想像ができます。プログラミングなどに関しては、学習の方法を間違えると簡単に挫折してしてしまいます。
だからこそ、しっかりとどんな能力が必要なのか?そして事前に認識した方が良いことについて考えみてください。
リスキリングを成功させるための3つのポイント
リスキリングに関しては、想像以上に挫折することが多いことが想定されます。
全くわからない0のものを改めて学習して、そしてこれからのスキルとして活用するには本当に大変です。
だからこそ、成功するためのポイントを押さえておくことというのは、本当に大切ですので絶対に3つのポイントは抑えましょう。

リスキリングは、企業や国が主導してくれるものですが、それだけでは成功できません。以下のポイントを意識して、リスキリングを成功させましょう。
- 専門用語がわからない場合でも、勉強し、理解を深めましょう。
- 過去の成功体験に執着せず、プライドを捨てて素直に学びましょう。
- リスキリングに取り組む際は、自分の価値観や目標を明確にし、それに沿った学び方を選びましょう。
リスキリングは、テクノロジーやデジタル化が進む現代社会で必要不可欠なものです。これからの時代を生き抜くために、リスキリングに取り組む姿勢を持ち、自分のスキルをアップデートし続けましょう。
どんなことに挑戦したら良いのか?
弊社は動画編集スクールを運営していますので、動画編集をおすすめする立場にありますが、継続することが大切ですので、まずは自分の興味のある分野に取り組むのが一番です。
もしリスキリングで挫折しそうになった時に考える5つのこと
リスキリングが今後のキャリアにとって重要な要素であると認識している人も多いです。
ですが、やっぱり難しいな!諦めたいなと思う場面が絶対にきます。そうした時に考えて欲しいのが、以下の7つになります。
1. 柔軟性
リスキリングに取り組む上で、柔軟性を持つことが重要です。新しい技術や知識に適応し、自らのスキルをアップデートすることが求められます。
ですが、時には方向転換も柔軟に考えて大丈夫です。もしかしたらあなたが学習しているプログラミング言語が上級者向けのプログラミング言語かもしれません。
プログラミングであれば言語を変えてみる、動画編集であれば利用している編集ソフトを変えてみるなど、環境を変えてみるのも1つの手段です。
2. 自己管理能力
リスキリングでは、自分自身の学習プロセスや時間管理、状況判断など全て自分が決めなくてはなりません。
もし、自宅で学習することが難しいのであれば、対面のスクールに通ったりするなどで、ある程度管理される立場で勉強を進めることを考えた方が良いです。
3. コミュニケーション能力
リスキリングを行う中で、他者との協力や情報共有が欠かせません。
また、ちょっとしたことでも聞ける仲間がいると、学習を進める際に強い味方となってくれます。
もし、一人で黙々と作業を繰り返しているのであれば、Twitterで交流してみるなどおすすめです。
すっっっごい分かります!😭笑
書き出しボタン押した瞬間画面が固まる恐怖……🤯
1回経験して書き出し前は絶対に保存するようになりました😂
— MASA @動画クリエイター (@MASA0517_work) May 11, 2023
弊社の動画編集スクールでは、#デジハクとつけてツイートすると、受講生や卒業生の多くの方が反応してくれる環境が作られています。
悩んでいることなどをツイートするだけで、反応してもらえたり悩みを解決するためのアドバイスをいただける環境は、非常に励みになるのです。
4. 継続力
リスキリングは通常業務と並行して行われることが多いため、継続的に取り組む力が重要です。
継続して取り組むためにはどうしたら良いのか?
無理な学習スケジュールは短期的には実行できても、長期的に毎日実行することを考えると、非常に難しいケースが想定されます。
今の、学習スケジュールが無理をしていないか?継続することを考えても、学習スケジュールを考え直すことは挫折しないために大切です。
5. ストレス耐性
新しいことに取り組むストレスに耐えられる力もリスキリングには必要です。
ですが、爆発してしまうくらい追い込まれると、今後一切やらなくなってしまうということが起きてしまいます。
だからこそ、定期的にリフレッシュするなどで、ストレスが爆発しないようにコントロールすることが必要です。
グリーン分野のリスキリングが今後の注目点
デジタル分野のリスキリングが現在多く見られるものの、今後グリーン分野におけるリスキリングが重要になると予測しています。
グリーン分野とは、環境に配慮した持続可能な社会と事業成長を同時に実現することを目指す分野です。SDGsやDSフォースなどからも注目されており、今後さらに重要性が高まると考えられます。
リスキリング自体が幅広いものですので、様々な視点でリスキリングについて考えてみることも大切です。
グリーン分野のリスキリングに備える方法
現在、グリーン分野で活躍できる人材はまだ少ないため、企業や国がこの分野のリスキリングに力を入れる可能性が高い。
今からできることとして、各業界がどのようなグリーン活動を行っているのかを調べ、関連する専門用語や動向に触れておくことが重要です。インターネットを利用すれば、航空業界の再生可能な代替航空燃料や雨水の飲料水利用など、多くの情報を簡単に入手できます。
特に日本は、デジタル化のリスキリングに海外と比較して遅れをとっているものの、グリーン分野には優れた技術があり、企業や国もこの分野のリスキリングに注力する可能性があります。
何から始めたらわからない方は、「グリーン分野 リスキリング」と調べて情報を集めることをおすすめします。